マオ骨格健治施療院の"松村"です
先週の日曜日は、大阪でのクラニアル小児セミナーでした
私は電車があまり好きではないので、車で会場へ向かうのですが、いつも停めるパーキングの近くに、毎回外を眺めているネコちゃんがいます
いつもは1匹だけなんですが、今日は2匹いてビックリ
カワイイ～
そして一日かけて、再び小児クラニアルを勉強してきました
クラニアルテクニック(頭蓋仙骨療法)に代表されるオステオパシーやカイロプラクティックは、西洋医学や東洋医学ではなく、解剖生理学に基づいたホリスティック医学と呼ばれるものです。
▼ホリスティック医学とは (※別ページに飛びます)
ヨーガ発祥のインドでは、ホリスティック医学がとても発達しており、ヨーガの先生は医者よりも解剖生理の知識が豊富で、医師までもが勉強を請いに行くなんて話まで聞きます
とホリスティックの話は置いといて、小児クラニアルはとても奥が深く、面白いものです。
というのも、人間の身体(頭蓋骨や脊柱、骨盤)が、一番最初にゆがむのは出生時と言われているからです。
「出産前の骨盤矯正について」でお話ししたように、お母さんの身体の中で圧迫を受け生じたゆがみが、成長とともに誇張されていき、様々な症状を引き起こす原因となってくるんですね
またカイロプラクティックやオステオパシーでは、脊柱(背骨)をかなり重要視しているのが特徴です。
内臓や手足は背骨にぶらさがっているもの、筋肉も骨にくっついているものとの考えから、これらの異常は全て脊柱の補正作用という独特な理論に基づき発展してきた療法なんです
なので脊柱を見れば、どこが悪いであろうということが推測できたり、身体全体のゆがみを通して、この人は母体の中でこういう形で生まれてきたのかな～ということまで想像できたりします
とても面白いんです
小児セミナーでは新生児の施術方法や、赤ちゃんがお腹の中でどういった形で産まれるのか、母体の骨盤でどういった圧迫を受けるのかなどを発生学から学びます。
整体ができても、あまりこういったところまで掘り下げて勉強されている施術家の先生はいらっしゃらないようで、なんだか産婦人科みたいですね(笑)
日本ではオステオパシーやカイロプラクティックがこういった小さなお子様に施術をする機会はなかなかないとは思いますが、こういった理論も勉強しておくと必ず役に立ち、当然のことながら大人にも応用できることもたくさんあります
伊賀で唯一の施術ができるよう、今後もさらに精進していきます
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