マオ骨格健治施療院の"松村"です
実際の患者さんの改善例をご紹介します。
以前から"手を挙げると指先がしびれる"という、30代女性の方。
普通に生活している分には、全く指先のしびれはないらしく、手を上に挙げた時だけ両指先がしびれてくるのだそう。
気になり病院でレントゲンも撮ってもらったそうですが、検査結果に異常はなし。下された診断は、手根管症候群とのこと
まずここまで聞いて、平常時にしびれはないのでおそらく手根管症候群ではないだろうし、胸郭出口症候群か頚椎の狭窄が原因だろうなと睨みました
胸郭出口症候群は、胸郭出口付近で斜角筋や小胸筋などが圧迫される症状で、腕を外転したり挙上する際に指先にしびれが起こります
また両側の神経症状は狭窄症の特徴で、椎骨の回旋や側屈からくる脊髄神経の圧迫ではなく、強い後方下方変位からくる脊髄の圧迫から起こる症状になります
カイロプラクティックでは、まず脊柱の問題を取り除くことが基本
頚椎の検査を行うと、頚椎6番にサブラクセーションを確認
トムソンテーブルで後方変位を押し込み、その後回旋側屈のアジャストメント。
鎖骨まわりの筋肉の調整も行い、様子を見て頂くようにしました。
一週間後の来院時に調子をうかがうと、手を挙げたときのしびれが随分軽減したとのこと
長年付き合ってきた症状を一度の施術で完全に取り去ってしまうことは非常に困難ですので、今後も継続的なケアで様子を見ていきたいと思います
(※どんな症状でも一度の施術で永続的に痛みを取り去ることは困難です。比較的早い段階で痛みが取れることはありますが、元の健康な状態になるためには継続的にケアしていく必要があります。)
ということで今回は、腕挙上時のしびれのご紹介でした
◆マオ骨格健治施療院◆
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