少し前の時代まで、核兵器の脅威が身近なものとして感じられており、ノストラダムスの大予言もある意味支持されていたような時代、近い将来、地球が破滅するのではないかと多くの市民が漠然とした危機感を持っていた。
そういう空気のなか、さまざまな近未来空想小説が作られ一部が映像作品として登場した。その代表的なアニメ映像作品として「未来少年 ・ ・ ・」というものがある。私は幼稚園、小学校低学年時に、再放送をテレビで幾度か観た記憶がある。
今回のブログのテーマは「未来少年を考察する」ということで、この未来少年を再度、視聴しながらその世界観など、平成のこの時代から振り返って考察してみたいと思っております。
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未来少年を考察する #49
第24話「ギガント」後編
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ギガントの復活を阻止すべく三角塔に向かうコナン達であるが、もはや、ギガントの復活準備は手際よく行われたために、間に合ってはいない。
ファルコが三角塔を視界にとらえたちょうどその時に。。。
三角塔付近の地面が沈んでいくのが見えた。。。
これは地震ではなく、まさにギガントが空に飛び立つ通路なのである。
地下の格納庫からゆっくり出てくるギガント。
名のとおり巨大です。
このギガントは垂直に浮遊能力をもっているようで助走は必要ありません。周囲の瓦礫を巻き込みながらゆっくりと浮遊していきます。
非常にこまかなデテールが描かれており、メカ好きの宮崎監督の力のいれようが現れています。
ファルコがギガントを追いかけますが、遠近法の世界でもまったく大きさが違うことを物語っております。
ファルコがギガントの前にでます。正面から見ると蛾の触角のようなものがギガントのフォルムを特徴づけています。毒蛾と表現されるのがよくわかります。
ギガントの後部から砲塔が現れました。ファルコを撃ち落とすのかと思いきや。。。
三角塔を砲撃。
3つある塔の一つの鏡面体が吹き飛んでしまいました。
それをみたモンスリーが、ギガントに攻撃をしかけてみることにします。
機関砲程度ではなんの効果もない。。。
このギガントは難攻不落の空飛ぶ城なのだ!
そうしているとニョキニョキと砲塔がギガントの船体から現れて。。。きました。ギガントには100の銃塔があるとレプカが後にコメントしている。
ファルコは、絶対絶命。
必死で回避行動をとるファルコですが、失速してギガントの翼に刺さってしまった。
これをチャンスにコナンがギガントの内部に潜入する。
内部からの破壊を狙うのだ。
ダイスや、ラナ、ジムシーもコナンを助けるためにギガントへ乗り移ります。そうなるとモンスリーも行動をともにしたいといいだすのだが、ダイスがインダストリアの住民をハイハーバーへ案内できる人間が必要だと諭します。
モンスリーを乗せたファルコをギガントから切り離す。。。
みんなで押し上げる。。。ぐらっと動きかけた、そのときコナンはラナをファルコに移します。きっと帰ってくるからと、ラナに別れをつげるコナン。
ファルコはエンジンが動かなくなっており、グライダーのように滑空してゆっくりと離れていきます。
ファルコが動いたことで生き残りがいると感づいたギガント側は、ファルコの刺さっていた。左主翼の24号砲塔へ部下を派遣します。
ギガントの内部は小型カプセルのような乗り物で移動ができるようになっているのだ。
約10人ほどが乗りこみファルコの墜落地点を確認しにいく。
通路をつたってギガント内部に潜入していたコナン達にカプセルが追いかけてくる。
横道に逃げ込むが。。。
近代的なギガント側にはかなわない。。。
逃げ込んだ場所が。。。
17号砲塔。。。
逃げこんだ17号砲塔へ、レプカは毒ガスを送り込むように指示をだす。
ギガント内部には、そんな装備まで準備されていたのです。
しかし、毒ガスの配管が張り巡らされていれば結構危険です。内部に毒ガスを送り込まなければならない事態を想定しているのはなんとも不思議なことでもある。
そんなことも言ってられない状況。。。毒ガスに追い詰められるコナン達。。。
必死で砲塔を動かそうともがいていたら。。。
砲塔が主翼の上にでました。毒ガスもいっしょに外にでていき、危機は脱した。
でっ、これからどうする?
走ろう。羽の上を走るんだ。レプカはあそこだ!
コナンが飛んでいる飛行機の羽の上を走ってゆく。。。
つづく。
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まきむく通信