少し前の時代まで、核兵器の脅威が身近なものとして感じられており、ノストラダムスの大予言もある意味支持されていたような時代、近い将来、地球が破滅するのではないかと多くの市民が漠然とした危機感を持っていた。
そういう空気のなか、さまざまな近未来空想小説が作られ一部が映像作品として登場した。その代表的なアニメ映像作品として「未来少年 ・ ・ ・」というものがある。私は幼稚園、小学校低学年時に、再放送をテレビで幾度か観た記憶がある。
今回のブログのテーマは「未来少年を考察する」ということで、この未来少年を再度、視聴しながらその世界観など、平成のこの時代から振り返って考察してみたいと思っております。
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未来少年を考察する #36
第18話「ガンボート」前編
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インダストリア軍のハイハーバー島攻略も、2日目後半となっております。すでに、島の裏側のオーロの村はすでに占領されインダストリアに下っております。
オーロの村を拠点にして、山越えの部隊と、ガンボートによる艦砲射撃、さらにオーロを投降させ村の中に潜入させて内部攪乱をさせるために埋伏させています。そのオーロも作戦を発動させて女性しかいない村をすでに制圧させています。その作戦の成功の合図とともにガンボートからも、部隊を上陸させています。部隊の人数が少ないなりに上手く展開させていると言えるでしょう。さすがモンスリーです。ほぼいまのところ危ないところがないくらい上手く作戦を遂行しています。
一方、コナンとラナ。
ラナは、ガンボートからの遠隔射撃の砲弾が近くに着弾したため、麦畑のなかで気絶して倒れてしまっています。
そこへ、ガンボートからの上陸部隊がラナを発見。すぐさま、最重要人物であるラナを確保しようと動きます。
折よく、コナンが村の状況をみに来た時に、ラナが兵士たちに囲まれつつあるところに出くわすのです。
ラナのためには、コナンはめちゃ活躍します。10人くらいの小隊ですが、あっというまにラナを取り返して、麦畑のなかへ逃げ込みます。
兵士がコナンに銃撃を加えますが、ラナを背負っているコナンには命中させるわけにはいきません。
手加減をした威嚇射撃です。射撃をしている兵士2人の後ろで、ガンボートか、モンスリーに無線連絡をしている様子が窺い知れます。
コナンは上手く逃げとおすことが出来たと思ったところで、ロケットランチャーが近くに着弾して、大きな石が跳ねてコナンの頭にぶつかる。
コナンは気絶して無力化。。。
その気絶したコナンをラナが、非力ながら引きずって逃げるが、もはや時間の問題。絶体絶命となる。
もはや、ダメ！というところで、コナンの銛が向こう側で発見されて、兵士の気がそちらに逸れる。
その隙に、ラナは決断。コナンを隠して自分が囮になってコナンを助けようと。。。
コナンを地面に埋めて隠す。
コナンのいる方向と逆の方向に、ラナは移動して逃げる。
どんどんと囲まれていきます。
ラナは超重要人物なので、手荒なことは出来ませんので、十分時間稼ぎができたことでしょう。
村の境界の峠で戦闘していた村人も、もはや武装解除されて投降中。村まで連行されます。
これから、戦後処理となります。
日が暮れてから、ガルおじさんがコナンを発見してくれました。インダストリア兵も、ラナを早く安全な場所に移送しなければならないので、コナンの捜索は、打ち切られたと思われます。そういう意味でラナの意図通りにものがすすんだと考えられます。
コナンもなんとか立ち上がります。
ガルおじさんに、すでに村はインダストリア軍に落ちて占領されていることを知らされます。
このあと、長期戦を構えるために、入り江の洞窟に潜むことになります。その前に、コナンは村の様子を自分の目で見て確かめに行くと走って行きます。
村はインダストリアの兵士に制圧されています。
村長はじめ、村の重要人物は、地下室に閉じ込められている。ジムシーもコナンに繋がる人物として重要人物の一員とされています。
モンスリー登場。
戦勝部隊の責任者。インダストリアの代表としてこれから、村人に戦後処理を順序よくやっていかなければなりません。
ここで、ラオ博士と、このメーザルおばさんはラオ博士の娘であることが判明する。やっぱり。。。
オーロは今回のハイハーバー占領作戦で、埋伏の兵として上手く働いたので、新しい村の責任者になることになっています。
村の広場に、村人が集められました。
みなさん不安気です。戦争に負けるということは、どのようなことか、それは勝ったものが負けたものの命を預かるということです。
元村長をはじめ、村の重要人物が人質として村人の前に出されます。
モンスリーから、宣言がなされます。
これより、ハイハーバーはインダストリアの一部となります。と。
これから、決められた農作物をインダストリアに納めること、新しい村の責任者がオーロになることなどが、宣言されて行きます。
オーロは、気分上々です。うまく立ち回りました。
そんななか、コナンが時計塔の上から、銛を投げつけ勝手なことは許さないぞとくぎを刺します。
銃弾が飛び交う中、コナンはするりと、逃げます。
あっというまに、池に飛び込み向こう岸に逃げていきました。
オーロは、コナンが逃げたこともしらずに、ロケット砲を時計台にぶち込み。
けが人をだして、モンスリーに叱られます。
オーロ。
モンスリーの力を背景に村の責任者となっているので、いつでもモンスリーに首をすげ替えられる可能性がある。注意しなさいね。
オーロの立場は結構脆い。彼はモンスリーに対するなにか対抗措置の力を持つ必要がある。
村人はここで解散。
旧村長の方が、村人に対して信頼と人望があり、いまだに影響力がある。モンスリーも本来ならば、この村長を村の責任者として自分の影響下に収めるべきであったと思われる。オーロはやはり、野心がありすぎる、未熟な若者なのである。ここらから破綻がくるかもしれませんね。
村人を解散させたあと、モンスリーはガンボートに連絡を入れる。コナンが活動しだしているので注意をするようにと。。。
ガンボートの部下。
ガンボートを入り江から出して外洋で待機することに。
まだまだ、ハイハーバーを占領したばかりなので、このガンボートの武力的背景は重要です。
やはり、ラナもこのガンボートに収容されていました。
入り江から出港するガンボート。
つづく。
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まきむく通信