少し前の時代まで、核兵器の脅威が身近なものとして感じられており、ノストラダムスの大予言もある意味支持されていたような時代、近い将来、地球が破滅するのではないかと多くの市民が漠然とした危機感を持っていた。
そういう空気のなか、さまざまな近未来空想小説が作られ一部が映像作品として登場した。その代表的なアニメ映像作品として「未来少年 ・ ・ ・」というものがある。私は幼稚園、小学校低学年時に、再放送をテレビで幾度か観た記憶がある。
今回のブログのテーマは「未来少年を考察する」ということで、この未来少年を再度、視聴しながらその世界観など、平成のこの時代から振り返って考察してみたいと思っております。
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未来少年を考察する #25
第11話「脱出」後編
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サルベージ船で大地震に遭遇し、脱出を図ったコナン達であるが、モンスリーの飛行艇の追手をかわし、再び敵の本拠地と言えるべきインダストリアへ再び潜入しなけばならなくなった。
インダストリア三角塔のシーン
コナン達が遭遇した、昨晩の大地震は、当然、このインダストリアでもかなりの被害を与えていた。
インダストリアの長老議会では、この大きな被害にあったインダストリアの地下都市の復旧を急いでいた。
インダストリアとしても、甚大な被害であり、大きく人員を割いてその被害の確認と復旧が急務となっている様子である。
インダストリアの長老たちが、どの順番で復旧させるが議論をしている場面。
レプカは、そんな復旧計画よりもラオ博士を確保する方を優先すべきと主張し長老たちの悠長さを批判する。そんな、長老たちを尻目に、独断でレプカは、行政局員を武装して大動員することを決める。そう、一刻もはやくラオ博士の身柄を確保したいのである。
このレプカの暴走を、長老たちはもはやコントロールが利かなくなってきたとぼやく。インダストリアの権力の二重構造がもたらした断絶が音を立てながら進んできていることを示すのである。
コナン達を追っていたモンスリーだが、コナンの運動能力の前に自爆してしまい墜落。そこを素早くダイスが彼らを拘束し無力化させた。
モンスリー達が使用していた、機関砲を鹵獲する。これで大きく戦力の逆転となる。ダイスに機関砲。こんなのを持たせるとまた、しょうもないことをするのではないかと心配です。
そんなときに地震が発生する。揺れはすぐおさまったのですが。。。
あらためて、この砂漠に大きな地割れがあることに気づく。
インダストリアに向かってずっと伸びている。
この真下に地殻の境目があることを示しているのである。
ラオ博士が、モンスリーに伝える。。。確証はないが、インダストリアは近い将来、海に沈む可能性があるのではないかということを。。。
モンスリーは強気に、そんなことはあり得ない!と反論するが、実際にはかなり衝撃を受けている様子です。
ここで、ダイスがまた、余計なことをしゃべってしまう。これから、ラオ博士は、三角塔へ。そしてダイス自身はバラクーダ―号へ行くことを。。。
ダイスは暢気に、フライングポットに引っ張って貰って出発です。
モンスリーは、局長にラオ博士の行く先を知らせるべく、無線機を修理します。
大きな地割れに沿って進む、フライングポット。
そして、その地割れは、まっくずインダストリアへと続いている。
一方、インダストリアで捕えられているバラクーダ―号の仲間たち。おぉ!前回、いないと思っていたパスコもいました。よかったです。
なぜ、この三人(下士官)とジムシーが一緒に拘束されているのかは、分かりません。ジムシーも重要人物と位置付けられているのだろうか?コナンに繋がる人物だから。。。
コナン一行が、インダストリアのはずれの高台に来ています。
高台から、仲間が拘束されている収監所とバラクーダ―号の位置関係を確認しながら作戦を練ります。
おじいさんとラナは、三角塔内部に潜入しフライングポットの修理をするために工具と部品を探しに行きます。
コナンとダイスは、捕まっている仲間を助けて、バラクーダ―号を取り返し、脱出できるように準備を整えます。フライングポットを修理したのち合流する手はずとなり、それぞれ作戦を決行します。
コナンは、すぐにバラクーダ号の仲間を解放するまえに、ロボノイドを使っている作業場を襲い、ロボノイドを奪って騒ぎをおこして行政局の目を引かせて、ラナ達の三角塔への侵入を助けることを思いつきます。コナンはいつも、仲間のために自分の犠牲となることをいとわないのです。さすがだなっと思いました。
ということで、作業場はあっというまに大混乱。
ロボノイドも簡単に奪うことに成功し、コナンはロボノイドの運転。ダイスは、ロボノイドの上から射撃して打ち払います。
あっとう的な強さで、大混乱。行政局員も束になっても近づけません。
この作業場の襲撃に、部隊の増員を掛けます。
まさに、これがコナンが意図した状況です。三角塔からほぼ戦闘員はコナン達に引き付けられているということになりました。
また、ロボノイドを奪ったことで、バラクーダ号の仲間を助けることもかなり有利となりました。
収監所の壁をロボノイドの強力で簡単に壊すことができました。
無事、乗組員を開放させ、バラクーダ号の出航準備をするように指令します。
先ほどの壁が上手く盾となり戦闘はより有利にすすんで行きます。
コナン達の作戦が大成功となると見えたそのとき、モンスリーからの連絡がレプカ局長に入る。
ラオ博士が三角塔に潜入していることを伝えるモンスリー。
これで、形勢は逆転していきます。
ラオ博士とラナ。三角塔内部へ地下から潜入しますが。。。
モンスリーからの連絡がはいり、レプカは戦闘員をすべて三角塔の内部、ラオ博士の捕獲へと向ける。
作戦が成功し、優勢に戦闘を進めていたふたりの前から、行政局員たりが一斉に撤退していく。。。
ラナはなにかを感じているのか?不安そうな顔。
フライングポットは三角塔内部を目指してすすんで行きます。
しかし、彼らは、もはやすべて監視下に入っていた。
レプカは、慎重に彼らの行く手と、帰る道を閉鎖して行きます。
もはや、逃げ道はない。
ラナ達は、どうなるのでしょうか?絶対絶命な感じです。
つづく。
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まきむく通信