厳寒期の破風山避難小屋に泊る#2 避難小屋へ | まきむく通信(どうでもいいこと書いています!)

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破風山避難小屋を目指して歩いていく、我々。今日は小屋まで到着すればいいという予定なので、ゆったりゆっくり歩いております。皆様は避難小屋というカテゴリーの山小屋ってご存知ですか?登山をするにあたり、山の中で宿泊せざるを得ない場合のために、多くの山には山小屋というのが存在しています。基本、通常利用するのが営業小屋と呼ばれる小屋の主人が経営をしている小屋。だいたい、1泊2食付で9,000円くらいが普通です。この営業小屋も、冬場は雪が積もったり、水場が凍結したりして営業できなくなります。特に登山客が、ぐっと冬場は減りますので経営的に成り立たないのです。そういうわけで冬場は営業小屋も休業中なので、泊れる小屋は、避難小屋。無人で解放されている小屋となるのです。だいたい、多くの場合、自治体が運営しており、緊急避難的に宿泊するために作られています。冬場はこのような小屋に泊るしかない山が多いです。今回はそのような避難小屋というのに泊っちゃおうということなのです。

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第2回目 避難小屋へ

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前回の見晴しのいい場所から、分岐まで移動中。

 

徳ちゃん新道と近丸新道の合流点です。

ここで、少し休憩。すると、日帰りの3人パーティが到着しまして、少し会話をしました。

 

この時期に宿泊登山する人はすごく少ないのです。日帰り登山者が普通です。

この辺りから、登山道は凍結と雪が常態化してきました。このあたりの山は、比較的暖かなので、雪が降って融けて凍ってということを冬の始まりに繰り返すので、登山道の雪の積もっている下は、このような氷が隠れている。。。そんな状態なのです。ですから、雪がついている方が歩きやすのです。

 

樹林帯では雪が増えています。

だんだんと、曇ってきているのか?

 

なんだか暗い感じの樹林帯です。重たい荷物を背負って歩いております。

 

 

この辺りをすぎると、崩落地跡という場所がありまして、見晴しがいいのです。

 

雲が多くなってきていますが、富士山も見えていますよ。そして手前は乾徳山。乾徳山もいい感じに見えています。

 

記念撮影。今日はテント泊用の70Lのザックを背負ってきました。

 

この崩落地跡から先は、ますます雪が増えています。

 

木賊山との分岐。甲武信ヶ岳はここから左へ折れて登っていきますが、我々は明日、山頂にいく予定なのでまっすぐ行って右に折れて下っていきます。

 

破風山への登山道は、実は2、3日だれも歩いていない様子で、新しい足跡はありません。

人が、あまり歩いていないだけに、踏み抜きます。

 

見晴しのいい場所に出ました。正面の山が、破風山です。

 

 

こっちは(少し南)、先週行った、大菩薩嶺です。

 

立ち枯れの木々の間を抜けて、どんどんと下りて行きます。

もうすぐ、避難小屋に着くと思います。

もう少しです。

 

 

 

つづく

*この山行は2月中旬、厳寒期のものです。

厳寒期の破風山避難小屋に泊る。#1 ←はじめから

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厳寒期の破風山避難小屋に泊る。#1

厳寒期の破風山避難小屋に泊る。#2 ←この記録

厳寒期の破風山避難小屋に泊る。#3

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2017年の登山記録まとめ

 

 

 

 

 

 


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