まきむく通信の「巻向への旅」(黒塚古墳編) | まきむく通信(どうでもいいこと書いています!)

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まきむく通信の「巻向への旅」(黒塚古墳編)


ちょっと、久しぶりに「巻向への旅」再開です。
まきむく通信の原点となる巻向への旅の第弾は、黒塚古墳編です。

 
黒塚古墳は、三角縁神獣鏡33面も出土したことで有名な古墳。奈良県天理市柳本町にある前期(3世紀末頃)前方後円墳。

 
この三角縁神獣鏡は、卑弥呼の鏡ということで有名です。
ただし、この「卑弥呼の鏡説」には、私は賛成していません。


「卑弥呼の鏡」=邪馬台国の女王、卑弥呼は魏に遣使していたとされ、中国の歴史書『三国志』「魏志倭人伝」には239年(景初3年)魏の皇帝が卑弥呼に銅鏡百枚を下賜したとする記述があることから、三角縁神獣鏡がその鏡であるとする説がある。


・三角縁神獣鏡と同じようなものは中国では出土していない。
・100枚下賜したと記載があるが、日本国内ですでに、400枚以上出土(しかも近畿で多く出土)
・三角縁神獣鏡が出土するのは4世紀以降の古墳からのみで、邪馬台国の時代である3世紀の墳墓からは1面も出土しておらず、年代が合わない。

邪馬台国畿内説に誘導するために、無理やり=卑弥呼の鏡としていることがバレバレ
 

 




竪穴式の石室
発掘調査後の現地説明会開催時には、前代未聞の3万人もの人が集まったとされる。当時、大反響があったらしい(近所の住民談) 


古墳は天理市によって整備が行われ、柳本公園となっているほか、古墳に隣接して竪穴式石室の実物大模型などを展示する「天理市立黒塚古墳展示館」が設けられている。平成13年(2001年)1月29日国の史跡に指定された。
 
訪問当日は、資料館休館日で見学できませんでした。


戦国時代には古墳に柳本城を築城、江戸時代織田家が城跡に柳本陣屋を構築し柳本藩藩庁としたため、特に前方部の形態が変わってしまっている。(削られています。)



とても、綺麗に整備されており、前方後円墳を体感できる古墳公園だ!いいね!


三角縁神獣鏡!国産の鏡。
ヤマトから、全国に鏡を下賜して権力を誇示する仕組みがあったのだろう。
前方後円墳とともに、大和政権の勢力範囲を示す



まきむく通信の「巻向への旅」
↓古墳記事のまとめ↓
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ちなみに、下記の
福栄氏の本は、邪馬台国畿内説=三角縁神獣鏡(卑弥呼の鏡説)です。

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