2021.7.31

1:22   98歳でおじいちゃんが永眠しました。

朝早くに母からの連絡で知りました。

数日前にもう長くないかも…と母から聞いてました。

祖父は祖母と、私が小学校低学年の時に離婚しています。

ある日、突然学校の先生から授業中に呼ばれ、祖父が迎えにきているから早退するように言われました。

迎えにきていた祖父と、保育園に弟を迎えに行き、そのまま動物園に行きました。

その後、祖父と祖母は離婚しました。

思えば、離婚してしまうと会えなくなると分かっていたからなのかなと…

それから随分会わない期間を経て、祖母の葬儀の時に祖父と再会し、それからは交流がありました。


手先が器用で、木工や菊の栽培が趣味で活発な祖父。

お肉が大好きで魚とお野菜が嫌いw


そんな祖父も98歳まで認知症になることもなく、とても元気でした。


実家の近くの施設に入ってもらってからは、施設にもお友達が出来、楽しく過ごしていたようです。


母から長くないと連絡があった日、相方さんからは「しばらく実家に帰ってきたら?」と言ってもらえたのですが…

コロナがこんな状況で、田舎とは言え宮崎も感染者数が増えています。

今私が帰れば、感染者数が多い場所から帰ってこさせたことを家族が責められると思いました。

母も、そう感じていたようで、祖父は大往生だから、心配せず帰って来なくていいよと言ってくれました。

訃報の連絡があった日も、弔電だけでいいからと話してくれました。

相方さんと連名で弔電を送りました。


葬儀に参列できないのは本当に辛くて寂しいですが、祖父への気持ちはどこにいても変わらないので、ずっと感謝の気持ちを心の中で伝えています。


亡くなる数日前に、入院中の病院から、母にテレビ電話を掛けてもらいました。

反応も薄いから期待しないように言われていたのですが…


画面越しにじーちゃんじーちゃん!と呼びかけたら、片目を開けて口をパクパクしてくれたんです。

私だと分かったんだと思います。


いつも優しかったおじいちゃん。

私がこちらへ引っ越す前に、まだ実家から離れた場所に1人で住んでいた祖父に会いに行く事が出来ました。

その日も、祖父の大好きな肉うどんを食べに行き、「身体に気を付けて頑張らんとよ!」と逆に気遣ってくれた祖父。


恥ずかしいので悩みましたが、かわいい祖父を見てもらいたくて、写真を載せます。


おじいちゃん、ありがとう。