Monkey Forest | へそくりのすゝめ

へそくりのすゝめ

2012年の秋に小さなお家を建てました
住宅ローン、ちゃんと返済できるかな?

夫とわたしと家とお金についての日記です

お猿の親子


ショッピングを楽しんだ後は
モンキーフォレストへも行きました。
ウブドの中心部から南にある
野生猿の自然保護区です。

しばし、かわいいお猿さんたちを
ご覧ください~。



小猿


お芋をほおばる小猿。
赤ちゃん猿もたくさんいて
キュン❤



お猿1


ライチに夢中のお猿。
えさはお芋と果物ですが
お芋は不人気のようでした。



お猿2


見ざるにまたがるお猿。



お猿3


のけぞるお猿。



木の根1


そして、森中の木の根の立派なこと!
強い生命力を感じました。
なんだか、冒険映画のセットみたい。



木の根2


これもぜんぶ根っこ!


緑深い、清しい森に
お猿さんがたくさん暮らしている
ただただ気持ちのよい場所と
思っていました。
お手伝いさんからアノ話を聞くまでは・・・

ウブド有数のパワースポット
ともいわれている
このモンキーフォレスト、
実は “お墓” だったってご存知ですか?
しかもふつうのお墓ではないのです。

かなり衝撃的なので、別枠に書くとします。
バリの文化に興味のある方のみ
読み進めてみてくださいね。


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「バリのお葬式のはなし」

モンキーフォレストを上へ登っていくと
すこしひらけた野原のような場所があって
そこには小さな墓石のようなものが
たくさんありました。

ぱっと見、場所柄
それはお猿さんたちのお墓なのだろうと
想像したのですが
よくよく聞いてみると
そこには人が土葬されているとのこと。
中には土の盛りがあたらしいものも・・・

こんな観光地に土葬のお墓が?!と
それだけでもビックリなのに
バリ・ヒンドゥーには基本的に
“お墓” という概念がありません。
ではこれは何なのかというと
「一時的に土葬してあるだけ」

どういうことかというと、
数ヶ月から数年後に亡骸を掘り出すのだそう!!

バリヒンドゥーでは、お葬式は火葬です。
セレモニーをとても大事に執り行うバリ。
とりわけ火葬式は盛大にするために
お金の負担が大きいのと、
式を挙げてよい時期が決まっているので
いったん土葬にし、時期が来たら掘り起こし
火葬をし、そうして遺灰を河や海に流すのだそう。
(この火葬方法も特殊です)

この、掘り返す作業
家族や親戚、村人らで行うのですが
決して慣れるものではないし
ほんとうにとても辛く、大変な作業だと
お手伝いさんが言っていました・・・

この旅で、もっともカルチャーショックを受けた
お話でした。

(だから夜のモンキーフォレストには
火の玉や幽霊が出るらしいですよ~・・・)