磨くべきは、「置き換え力」
素材を買ってきてそのまま出したら
食べられないので
食べやすい大きさに切って
調理して
食べたくなるように
盛り付けて
お腹が空いたタイミングで
提供する。
日常生活では
あたり前すぎることなのに
仕事の指示であったり
学んできたことの共有であったり
意見が対立する場面であったりすると
その必要性がどこかに飛んでしまうことがある。
ついつい、自分の立場から
話してしまうからですね。
(ああ書いていて耳が痛い(笑))
書物でもよく
相手の立場に立って
と書いてあるし
実際
それが出来る人が
周りをうまく巻き込んだ仕事をして、上手に物事を進めています。
自分にはまだまだそれが足りないな、と気づいた時
ふと声をかけてくれた先輩が言ったのが
冒頭の「置き換え力」という言葉。
その人の身になって
置き換えた言葉で具体的に話してあげてみてください、と。
これ、
出来るときもあれば、出来ない時もあるのが人間ですが
打率を上げる方法はあります。
「大切な人が大切にしていることを大切にする」
これをおまじないのように唱えて
自分の信条にしていくと
相手の立場を考える割合が増えていきます。
それと「語彙力」。
本をたくさん読む人が仕事の成果を出す
とはよく言われる話ですが
置き換えるにも
ネタの引き出しは、多いほうがいい。
良書に触れる習慣を持つのが
とても有効です。