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「一人で」の現場で
お金の犯罪は起きている
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職業柄、
経理の横領について
話を聞くことがあります。
(お客様の名誉のために
弊社の現場では起きていないです)
「現物(商品)が棚から盗まれる」
「通帳コピーに数字を貼って偽造していた」
「三代にわたり経理が小口金庫から現金を抜き取っていた」
これら、全ての現場の共通項が、
その仕事を一人で担当していた。
「誰も見ていない。
最初はちょっと借りて
すぐ返すつもりだった」
バレた時、
そう告白されるそうです。
今回の三菱UFJ銀行でも
一人で担当していた。
罪を作らせない仕組みは、
一人で担当させないこと。
複数名で結託して長年隠すのは、
ハードルが上がります。
あなたの職場で
お金や物品の管理を
一人で担当させている現場
ありませんか?
罪を犯すどころか、
誠実に責任感をもって
仕事してくださっている方が大半ですが
そういう方にこそ
一人だけに重責を負わせないよう
ダブルチェックの仕組みを作ってあげましょう。
犯罪防止の観点より
例えば、急な体調不良とか
ご家族に何かあったときに
気兼ねなくお休みができるようにしてあげることが
長く健やかに、誠実に働いていただくことに繋がります。
一度に全部はムリです!
少しずつ、1作業ずつ
「〇〇さんしか、分からない」を解消していきましょう。