最近寝る前に、パウロ・コエーリョのアルケミストを読んでいて、

その中に、
砂漠とキャラバンは同じ言葉を話すという描写がありました。
何度も読み返す本ですが、
今回はこの言葉が印象に残り、
私も神様と同じ言葉を話しているだろうか
話したいなと思います。

蝉の鳴く声と、8月ならではの日差しと影と、
汗と蚊に噛まれて痒いのと。

私は夏と同じ言葉を話す。



今朝は少し涼しくて、
クワガタを見てトンボを見て、
最近聞こえ始めた虫の鳴き声で

秋がやって来ているねと話す。


毎日触れる神社裏の桜の木は
葉っぱが虫に食われて
たくさん穴が空いていて
ちらほらと黄色い色に変わってきている。

毎日話しかけているから、
来年の春には
喜びもひとしおだろうと想像する。

桜たちと、季節について、生命について
与えることと受けとることについて

触れる時間は数十秒でも
たくさんの会話をしていることに気付く。


空気と
光と
空と
もっとたくさん話したいなぁ。