「普通に考える話」を増やそう・・・ | 高田敏和のブログ

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自分の国が戦争になったら闘いますか?との問いに、60%の日本人は「判らない」と答える。
闘わない、と明確な答えをする日本人は10数%だと言う。
(各国の意識調査で、他の国との「違い」で、日本の特長的なポイントだそうな)

戦争にならない工夫:安全保障と、政治意志の暴力による達成:戦争についても、区別されていないように感じる。

そこで順番に考えてみる。
*日本国憲法に基づいて、順法し戦争はしない。また、したくもない。
*そのために国際連合に加盟している。

①戦争にならない工夫(安全保障)のタイプ
a)自分の国の安全は自分の国だけで護る(個別的自衛権):例:スイス*1
b)自分の国の安全は、他の国との同盟関係で護る(集団的自衛権): 例:日米安全保障条約
*1 スイスは2002年に国連に加盟。

②安全保障に掛かるコスト
a)全て自国で賄う。このため軍事費が増大する。: 例 20兆円/年×10年以上の継続
b)同盟国間で分担できる。軍事費は抑制できる。: 例 5兆円/年

参議院に送られた平和安全法制の議論では、こういった小川和久さんや青山繁晴さんが説明している論理性で以て、議論を深め「判らない」人の数が減ることを期待します。

ちなみに私は、経済的な合理性を踏まえて、また同盟を活かすことによって安全保障する ①b-②bの選択を取りたい、と考えています。