久々のライブ。
今宵は「BEN HARPER & THE INNOCENT CRIMINALS」の
ライブを観に、お台場「ZeppTokyo」まで遥々と旅立った。
しっかし遠い。1時間30分もかかりやがる。同じ東京とは思えない。
ベン・ハーパーと言えば、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのジャック・ジョンソン
を始め、世界中の同世代ミュージシャン、オーガニック系アーティストから
リスペクトされ続けている男。
そんな彼が「THE INNOCENT CRIMINALS」という強力なバックバンド
引き連れて、約2年振りとなる来日公演を行った。
メンバーは、ベン、ギター、ベース、キーボード、ドラム、パーカッションの
計6名。黒人~白人まで、やせ~FATBOYまで、スキンヘッド~ドレッドまで、
ほんっとメンバーの個性が強い(笑) 誰一人かぶっていない。
そんな彼らのライブはというと、一言でいって、もの凄いパワーを感じる内容
だった。
ロック、ファンク、ソウル、レゲエ…、様々なジャンルを含んだ独特の世界観。
しっとりとしたアコースティックなナンバーから、バリバリのロックナンバーまで
様々な曲をこなす。ベン一人でも、アコギ、エレキ、スライドギターと、色んな
楽器を使用しており、多種多様な音を生み出している。
中には、ボブ・マーリーやジミヘンからも影響を受けているのか、同じような
スピリチュアルな雰囲気を醸し出している楽曲もチラホラ。
また、客とのコミュニケーションや、声のかけ合いがウマく、盛り上げ上手。
もう最高!これぞエンターテイメント。
計2時間40分のライブにお腹一杯…(>_<)
現代のオーガーニック・ミュージックの先駆者は彼に違いない。
そう確信した夜だった。