うっかり失効 | 昭和のオートバイとレンズを愛でる

昭和のオートバイとレンズを愛でる

80年代の旧車SRX-6&CBX750ホライゾンとOMマウントのオールドレンズ

[バイク]http://om-srx.fan.coocan.jp/YAMAHA_SRX-6.html
[レンズ]http://om-srx.fan.coocan.jp/


免許証の更新に行ってきました。ゴールド免許なので、手数料3,300円、視力検査、30分の講習のみで無事に5年間の新しい免許を手にすることができました。

免許証の更新と言えば、10年近く前に「うっかり失効」したことがあります。近所でバイクをチョイ乗りしていた時に珍しく白バイに停められ、免許証を見せると「更新期限が切れていますね」と言われてビックリ! 既に誕生日から3ヶ月過ぎていました。免許証の更新通知が届いた記憶がなく、すっかり失念していました。

6ヶ月過ぎると免許が完全に失効しますが、6ヶ月以内であれば講習を受けて手数料を払えば復活させることができます。もし白バイに停められていなかったら、そのまま6ヶ月が過ぎて、普通自動車免許だけでなく、一番大事な大型自動二輪免許も失効させるところでした。

免許を無くさずに済んで良かったものの、更新期限切れの免許証で運転した場合、無免許運転扱いで青キップではなく赤キップになります。赤キップは反則金の支払いでは済まず、簡易裁判所送りになって罰金も50万円くらいの高額になります。

思わぬ出費に意気消沈していたところ、その日の夜に件の白バイ警官から電話が掛かってきて、「いったんキップを回収させてもらいます」とのこと。翌日、我が家に来た白バイ警官にキップを渡しましたが、理由を尋ねても何も答えてくれませんでした。

そのうちに簡易裁判所から出頭命令が来るかと覚悟していたのですが、数ヶ月が過ぎても何の音沙汰もありません。どうやら無罪放免になったようで、何だか狐につままれたような気分でした。

今となっては確認のしようもありませんが、おそらく何かの手違いで警察が免許証更新の通知を送っていなかったことが判明して、事を荒立てないように内部処理をしたのではないかと思っています。

もしかすると、免許の更新期限が過ぎていることを教えてくれた白バイ警官はオートバイの妖精だったのかも知れません(^^)。