ご縁と仲間とで心が豊かな未来をひらく本西光枝です。
私の「7つの物語」も5つ目となりました。
5つ目は、タワーホール船堀の会議室で行った
【2期目の当選報告会】です。
会議室に、選挙を手伝ってくださった方が集まってくれました。
そこで、みなさんに向けて挨拶をした時の物語です。
この物語の始まりは2014年9月。
私に議員にならないかと話が来ました。
「なんで、私なの? 私、新規事業始めたばかり。
こんなときに離れるわけにはいかない。
それもそうだし、私に議員なんて役割、務まるはずがない。絶対やりません。」
と思っていました。
大事なのは「仲間」
重要なのは「そのとき」
それって何かというと
「ありがとうございました。」でした。
「そんな大それたことできません。
確かに生活者ネットワークのそばにはいたけれど、私が挑戦する気はありません。」
とか
「人前で話すことをあれだけ逃げ回ってきた私に、何故こんな話が来るのかしら。」
とか
「私を見てくださいよ。皆様のお眼鏡にはかないません。もう逃げ出したいです。」
から
「そばにいてもわからなかったけど、やってみてわかることはある」
とか
「私でもお役に立つことができたでしょうか。こんな機会をいただきありがとうございました。」
とか
「このみんなのエネルギーの一員になることができて本当に嬉しいです。バトンを私が持つことができてとても嬉しいです。」
になりました。
これまで私は、生活者ネットワークとは福祉系NPO(たすけあいワーカーズ)の代表として月1回の会議でお会いしていました。
選挙も手伝ったこともあります。
でも今回は私が候補者本人です。
どんなことをやるんだろう、これでよいのかな、毎日、知らないことばかりが続きます。
もう、マイク持って話すのも嫌だな、逃げ出したいなって思っていたのです。
それが、2期目の選挙では、1回候補者本人として経験したため、おおよその流れはわかっていることで気持ち的には若干落ち着いていました。
2期目を引き受けるかどうかをかなり悩みましたが、私がお役に立つならと意を決して挑みました。
すると、選挙戦毎日が、「ありがとう」の気持ちで溢れていたのです。
選挙戦初日。事務所で、今日から始まるぞーと。看板の名前を下からピリピリピリと剥がす時。
あー、私の名前での選挙は今回が最後なのだ。と。思いました。
車に乗って、助手席でマイクを持って話すのも今回が最後。
後ろにはこれまで候補者として助手席に座っていた先輩方がサポートしてくれています。
タスキをつけて話すこともこの選挙で最後。ということです。
自分には議員になるという選択肢がない人生を歩んできたのに、突然渡された、議員になるというバトンです。そんな思いが私の中に逡巡しました。
選挙期間中の毎日、私の胸に込み上げてきたのは、「ありがとう」という感謝の気持ちでした。
生活者ネットワークの3つのルール。議員は交代制、選挙はカンパとボランティア、議員報酬はみんなの政治活動資金に。
近づけたいね。暮らしと政治という思いで始まった運動。
今都内34自治体でそれぞれに取り組んでいるこの運動の一員に
私がお役にたてたことに心から感謝しました。
こうした気持
そしてそれはなぜかというと、多くの方がこの運動に携わっているわけです。その力に「すごい」という気持ちです。
私はこのことを話しました。
笑顔で、話すその瞬間。
みんながそこにいるその時。
私の中での光輝いているシーンです。
5つ目は、【2期目の当選報告会】の物語でした。