いや~、感動しました!
私の受け持ちの生徒が無事、東京消防一類に一次合格しました。
3回目の挑戦で、ようやく掴んだ合格でした。


彼のことを少しお話しますと、
東京消防を受験すべく高卒より2年間頑張っていましたが、
合格を掴むことが出来ず、公務員として1年仕事をしていました。
しかし、どうしても消防士への夢を諦めきれずに公務員を1年で退職。
今年の3月末に私のところに来ました。


ちなみに、東京消防の一類とは、公務員の公安系では最難関と言われています。
倍率もさることながら、試験の内容もかなり難しいですね。
数学は微積や複素平面が出るし、
法律も細かい解釈の違いをついた問題が出たりします。
ちなみに、東京消防には一類~三類があり、一類は主に大学生が受験します。


彼は元○走族で、高校時代は全く勉強せず、2年間での勉強は、
はたから見れば一生懸命やっているようには見えましたが、
自分をかっこよく見せる傾向があり、なりふり構わず合格する、
という印象は受けませんでした。


しかし、今年の3月に顔を見せた時には、自分を装う傾向は全く無し。
そりゃそうですよね。一度なった公務員を辞めて受けようとしているんですから、
恥や外聞を気にしている状況ではないわけです。


彼の要望は、「何でもするから東京消防の一類に受かりたい」というもの。
2年間でダメなものを2~3ヶ月で合格しようなんて、
普通に考えれば狂気の沙汰ですが、
彼の不退転の決意に心を動かされました。


そこで、あらゆる課題を出し、問題の傾向から何をすれば良いかを分析し、
それに従って、いやそれ以上に彼は頑張りました。


受かった今、彼は今まで合格した人と同じ言葉を言っています。それは、
「もう勉強したくない」と「どんな勉強をしたか覚えていない」です。
自分の出来る限りの事を一心不乱にやったってことですね。


2年間で出来なかったことをたった3ヶ月で出来てしまうなんて、
何と素晴らしいことでしょう!
本当に大切なのは時間があるかないかではなく、
とことんやるかどうかなんだな、とつくづく感じました。