日大アメフトの事件。
レスリング監督のパワハラ。
わたしが向かい合ったそり競技界の選考の問題。
全部根っこは同じだ。
今、こういったスポーツ社会においての闇部が、世の中に出てきつつあるのは、少しずつ何か社会が変わってきているんだと感じながら見ている。
大方のこれまでのスポーツ界は自分の意見を持つことは、タブーとされてきた。選手は黙って指導者や団体についていかないと、競技ができなくなってしまっていた。
2020東京オリンピックパラリンピックを控え、スポーツはさらに注目を集めている。
また、ひと足先に先進的な取り組みをしているサッカーは言うまでもないが、2019年のラグビーワールドカップ開催など、社会においてのスポーツが占める意味合いは、これまで以上に重くなってきていると、スポーツビジネスの渦中にいても感じる。
だからこそ、お金や人々の多大なエネルギーを動かすスポーツの現場は、これまで以上にほんとうの意味での魅力ある場であることが義務でもあることを、自覚すべきだと感じる。
魅力とは、勝つことにのみ拠らない。
具体的には、こんな感じか?
①選手が考える力を身につけられる組織であること
②自分の言葉を持ち、表現することが当たり前とされる場であること
③仲間や対戦者に敬意を払い思いやる気持ちを持つこと
④競技を通じて自分と人に誠実に向かい合う勇気を養える場であること
⑤これらを通じて、多くの人を豊かにするエネルギーを蓄えた成熟した場となること
これは夢なのか?
簡単に変わらないというのは、日大の対応等を見ていてもわかる。私が過去に訴え、抵抗したことについても、未だ何か明るい兆しが見えているわけでもないし…
ただ、世の中は、おかしいことをおかしい!と言える空気は出て来ている。必要なことは声に出し、伝え続けるしかないのだと思う。