Salyuの歌が好きで好きでどうしようもなくなり、
武道館公演で歌われたLily Chou-Chouの曲に感銘を受け、
Lilyが残した唯一のアルバム『呼吸』を購入し、
その世界観に心奪われて、レンタルしてきたのがこの映画。
見る前から『かなり痛い映画だよ』と聞かされていたので、
ちょっと心構えをして見たのだけど・・・いやぁ、それにしても、落ちました(苦笑)。
この映画は、『良い』とか『悪い』とかで表現できるような内容じゃないんだよね・・・。
でも、絶対に見た後に何かを感じる、何かを心に残してゆく作品だと思う。
思春期の頃は、一番スピリチュアルだと思う。
何故生きてるのかとか、何故この世界が出来たのかとか、そういうのを考えて、
でも答えが出なくてモヤモヤして・・・それでも生きていかなきゃいけない。
例え生きていきたくなくても。
そんな憂鬱でふわふわした空気が伝わってくるような映像、内容でした。
以下ネタバレしますが・・・いいですか?w
印象に残ったシーンが、蒼井優ちゃん演じる津田詩織が「仕事」の相手から貰った万札を地面に叩きつけて靴で擦り付けるところと、
その詩織がカイトで遊んだときに『カイトになりたい』って言って、その後自殺するシーン。
もぉ、脆くて儚い命だなぁ。。と思ってボロボロに泣いてました
結構残酷なシーンが多いのだけど、岩井俊二監督の独特の光の演出で柔らかく美しい印象が残る。
また進んで見たいとは思わないけど、私は好きだなぁ。。
主演の市原隼人が若くて可愛くてぶったまげたしwww
蒼井優ちゃんも、めっちゃ可愛かった
みんな子供だったよ
そして忘れちゃいけないのが、リリイ・シュシュ。
- 呼吸/Lily Chou-Chou
- なんかもう・・・小林武史さんってほんと凄いな。
もちろんSalyuの歌も凄いのだけど。
この映画と本当にシンクロしてるし、エーテルを感じる← 音楽なんだ。
凄くすきなのが、『エロティック』。
あと、歌詞が痛くて胸が締め付けられる『飛べない翼』。
今のSalyuとは歌い方が全然違うけど、でもすっごく独特の雰囲気が漂ってて大好きです
結局は暗くて幻想的なのが好きなんだな、自分は・・・。と気付いたよ
最近Salyuブログですいませんw
■Phoebe■