ワコは、セックスとなると途端に淫らな下着に身を包む。

黒のレースが肌に食い込み、胸の谷間を強調するような、卑猥なデザインのものばかりを選ぶ。

透ける生地越しに乳首の形が浮かび上がり、秘部を薄く覆うクロッチ部分は、すでに湿り気を帯びて光っている。

一方で、仕事や普段使いの下着は実に質素だ。
2枚で980円のシンプルな下着。

ブラとペアでもなく、ただ実用性だけを優先した無機質なもの。

けれど、それがまた彼女のギャップを際立たせ、興奮を掻き立てる。

僕がサテンのツルツルとした滑らかな肌触りを好むと知ってから、ワコはそれに合わせてくれるようになった。

シーツの上に横たわる彼女の体に、冷たくて妖しい光沢を放つサテンがまとわりつく。

指を滑らせると、布と素肌の境目が曖昧になり、熱を帯びた柔肉がゆっくりと露わになる。その感触に、僕はいつも理性を溶かされる。

安い日常の下着と、セックスのための淫靡な装い——ワコの二面性が、ただただ愛おしくてたまらない。