昨日はtinderでマッチングした人とお茶をしに行く日でした。仕事を終えた私は意気揚々と待ち合わせの銀座へ向かいます。そして20:30を過ぎた頃ベローチェに着きました。入店し電話をしてみると既に相手は着いておりご対面。正直、写真で見ていたよりも可愛い、というかまあ行ける感じでした。しかも仕事終わりの私を気遣いパンケーキを買って待っていてくれました。これは好感度爆あがりです。
私もお茶を注文し当たり障りの無い切り口から会話を始めます。まずお仕事は何してるんですか?と。恐らく社会人でしたら無難中の無難な切り口でしょう。
通常、他人の職業なんて大した興味も無いものですがこの女性はかなり深く突っ込んで聞いてきてくれました。私の仕事に興味があるのかな?と思ったのですがこれはそうではないことに後に気づきます。ここまで質問をするということは
“ではあなたは何をしているのですか?“
と言う一言を言わせるためなのです。
例外なく私もその言葉を口にしました。
すると彼女は丁度パンフレットを持っているからといい、面白いから読んでみてと私に冊子を手渡しました。この時点で、あーマルチだなという疑念が頭を過ります。そして冊子の内容に目を走らせると、
“旅行をもっと安く行くにはどうすれば良いか。それはホニャララ会員になること会員になるには通常100万くらいかかるが当社は10万くらいで入れる!“
こんな内容だったと思います。読み終えてとりあえずすごいねー、と相づちを打つとそれからはテンプレートのような勧誘の文句を浴びせられました。これでは埒が空かないと思い、全く別の話題に切り替えてお酒でも飲める場所に行こうと提案したのですが、まだ仕事が残ってるからと煙に巻かれました。
この時、私も何かスイッチが入ってしまい気づいたら、“正直あなたはマルチの勧誘ですよね、楽しみに越谷から銀座まで来てマルチに誘われる俺の身にもなってくれ“と早口にまくし立てていました。私的にはトレインスポッティング2でレントンが早口にまくし立てるをシーンをイメージしていたのですが、傍目にはオタクがぼそぼそ喚いてるようにしか見えなかったと思います。
テーブルの上の紅茶を飲み干して、次に会う人は勧誘できると良いね。と嫌みを吐き捨て店内を後にします。
さて、店を出たは良いですが流石に銀座まで来てこのまま手ぶらで帰るわけには行きません。とりあえず以前いったことのある300円均一バーに向かいます。店内は人もまばらだし圧倒的に男が多いのでナンパは厳しい。とりあえず生を二杯ほど飲んでパブスタに行くことにします。前回田中氏と行ったときのチケットが二枚残っていたのでそれを使い入店。相変わらず銀座店は平日なのにすごい人だかりです。
とりあえず二人組に手当たり次第に声をかける。なんなら男女の区別はありません。今日の失敗を埋めれるのであれば性別は大した問題ではないような気がしました。なんだかんだあり、女性のラインは3人ほど手にいれることに成功した時には既に終電はありませんでした。その時間になると大体女性たちは帰り、店内は男だけが数名という状況になりました。私は先ほど意気投合した男性二人組にシマを変えて狩りを続けようと提案はしました。そして三人でパブスタを後にし、降りしきる雨の中バーへ向かいます。通りを歩いていると途中、結構可愛い女性とすれ違いました。すれ違って少ししてナンパしようという思いが過り、少し追いかけるような格好になってしまったのですが声をかけに行きます。しかし結果は残念ながら奮いませんでした。あきらめて男性二人と合流しようともときた道を戻ろうとしたところでした。
“おにいさん、俺と一緒にもう一回チャレンジしましょう“
絶体絶命のピンチに正体が分からない見方が助けに来てくれるというのはフィクションだけの話だと思っていましたが、この日タキシード仮面は紛れもなく銀座にいました。私が一度失敗した女性にもう一度アプローチをかけます。彼のベシャリはプロのそれでした。結局その女性達を捕まえることは出来なかったのですが明らかに感触は私の時とは違っていたように思えます。
青年とは残念だったと励まし合いながらもときた道を歩いていたのですが、先刻までいた男性二人とははぐれてしまいました。となればすることは1つ、この青年と一緒にナンパすることです。途中彼の友達(男性)と合流しコリドーを歩いていると居酒屋の窓際に可愛い子が二人で飲んでいるのが目に入りました。すかさず勇敢な犬、サモエドの如く入店。女性二人組の横に席を陣取ります。声をかける機を伺っていたのですが男三人で飲んでるのが楽しすぎてタイミングを失ってる最中に他の男にナンパされていました。その後3時くらいまで飲み解散しました。
新橋駅に向かう途中、またまた結構可愛い子が電話しながら歩いていたので電話が終わる話を見計らって声かけたのですが、これから友達とカラオケするということで新橋駅まで話ながら歩きました。そして新橋駅、路地裏にはいると“お兄さんマッサージあるよ“と親の声より聞いた誘い文句を耳にします。2,000円で良いとのことなので本当にこれ以上は出せないと念をおし、お釣りを先にもらってから入店します。
(割愛します)
そのままエステの個室で寝、起きたら朝8時を回っており無事に遅刻しました。