アンリ・マティス展- The Path to Color | ただ、過ぎに過ぐるもの

マティス展

Henri Matisse: The Path to Color

東京都美術館開催中

 

20世紀を代表するフランスの芸術家

アンリ・マティス1869-1954

絵画, 彫刻, 素描, 版画, 切り紙絵, 155点が

8つのテーマに分けて3フロアで展示

第2フロアの作品のみ撮影OK

 

最後のコーナーでは

晩年の最高傑作とも言われている

南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂の映像が流れ

光と色の集大成に触れることができます

 

色彩の魔術師と言われるだけあって

鮮やかな色彩と独特な形は今なお革新的で

私の感覚に強く響きます

 

絵画だけでなく彫刻や切り紙絵など

様々なことに挑戦し

最後まで向上心を失わなかった芸術家ですが

彫刻は絵画のため

切り紙絵は絵画から派生したもので

マティスはやはり絵画家であったと思います

 

マティスの作品を

まとまって鑑賞するのは今回が3度目

1度目:20年前の東京での回顧展

2度目:フランスのポンピドゥ・センターで

 

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撮影できた中から

作品をいくつかアップすると

 

1935

 

赤の大きな室内 1948

 

黄色と青の室内 1946

 

マグノリアのある生物 1941

 

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マティスの色といえば

赤と青が真っ先に浮かびます

 

その昔

夫は、青メインの版画を

娘は、赤メインの版画を

それぞれの部屋に飾っていました

 

私が一番好きな絵は

ダンス 1909 

音楽も踊りも人間の根源的なもの

輪になって踊る裸婦たちを観ていると

速いテンポの喜びに満ちた

音楽が聴こえてきます

 

 

 

 

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