としのせに | ただ、過ぎに過ぐるもの

My Heart Leaps Up When I Behold
        William Wordsworth(1770-1850 )

My heart leaps up when I behold
A rainbow in the sky:
So was it when my life began,
So is it now I am a man,
So be it when I shall grow old
Or let me die!
The child is father of the man:
And I could wish my days to be
Bound each to each by natural piety.

 拙いながら日本語に意訳すると

空にかかる虹
   


空にかかる虹を見ると
わが心はたかなる
子供のころもそうだった
大人になった今もそう
老いてからもそうありたい
さもなくば 死んだほうがよい
子供は大人の源なのだから
これからの日々も
子供の心を失うことなく
自然への愛で満たされたい

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イギリスのロマン派詩人

湖水地方の自然をこよなく愛した
Wordsworthの詩には
自然讃美が溢れています

また"The child is father of the man." は
「子供は大人の父(源)」
「三つ子の魂百まで」という意味です

年の瀬になぜかこの詩が浮かびました

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2014年は子供のころの私を取り戻し

自己解放のできた年でした
久しく喜怒哀楽の怒を忘れていたのですが
怒に突き動かされた年でした

美しいものを見て感動し
悲しいときには素直に涙し
嬉しいときには小躍りして喜び
おかしいことには怒りを露にする

そんな感受性を失わない
私でいたいと思います
2014年を一文字であらわすと
という漢字が私にはぴったりです

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 卒業生からもらった手作りオーナメント
自室に飾って心を温めています
い・つ・も・あ・り・が・と・う



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今年最後のブログとなりました
皆様には仲良くしていただき感謝しています
来る年もどうかよろしくお願いします
では Ring out the old and ring in the new.