今年もこの季節がやってきました
<オリーブ>の害虫対策!
幹の中に産卵して、幼虫が幹の内部を食害する憎き害虫オリーブアナアキゾウムシ。
街中のオリーブが突然丸裸になって枯れた!っていう時は大概アナーキーが原因です。
そういう木を見ると、アナーキーが羽化して外へ出て行った穴がたくさん開いていると思います。
オリーブアナアキゾウムシの登録農薬は何種類かありますが、スミチオンが手軽です。
50倍に希釈して根元~幹に散布します。
今年も<ネバディロブランコ>に食害痕が
こんな風に根元からおがくずが出ていたら、害虫が中にいるサインです。
この段階で発見出来ればほとんど枯死することはないです。
害虫も早期発見早期対処。
生育旺盛なネバディロブランコだけあって、害虫に食害されていても新芽は出るし花芽は育っているし。
だからこそきちんと根元を見て回らないと発見しにくいです。
元気にしか見えない。
花芽も育っています。
このスミチオンは忌避効果ではなく、樹皮に染み込ませてそれを食害した幼虫を駆除するものなのでサーっとかけただけでは意味がありません。
根元~幹の1mほどの高さくらいまでしっかり散布します。
こんな風な枝分かれしている部分も産卵されやすいのでしっかりと。
ネバディロブランコは特に樹皮がごつごつなので隠れやすく注意が必要です。
鉢植えにもすべて散布。
私は細い幹のオリーブにも入られた経験があるので、安心できるサイズはないと思っています。
<フラントイオ>の根元にもおがくず!
これは幹じゃなくて、根っこです。
オリーブは浅いところに根を張る浅根性。
太い太い支持根を横に広げています。
根っこが鉢植えの幹よりも太かったりして、この根っこを狙われることも多いです
しっかりしっかり散布。
<忘れな草>ももう終わりですね。
<ピクアル>は忘れな草に囲まれています。
<レッチーノ>は<カンパニュラアルペンブルー>に覆われました。
私の庭は畑ではなくて、ガーデニングの中の1部としてオリーブがあるから、こんな風に根元にも植物があることが多いです。
本来なら根元の周り1mくらいは何も生やしたくないところですが、そうもなかなかいかないので、そうなると目視も難しく、やっぱり薬剤に頼らなければオリーブを守れないかなと思ってます。
去年いきなりキノコ菌に入られた<レッチーノ>
その後は枯れこむこともなく元気にしてくれています。
周りのこぼれ種で殖えたカンパニュラが咲いたら幹の周りは間引く予定ですが、それまでは薬剤のバリアで。
スミチオンの薬効は2ヶ月なので、本来は4・6・8月の年3回の散布ですが、ちょっと遅くなってしまった💦次は7月上旬ですね!
ちなみにこの作業は昨日の日が昇る前。
5時半からの作業でした(笑)
お薬散布はどのお薬も朝か夕方。
日中の気温が高い時間帯は避けます。
剪定した<偽物ジャンボカラマタ>もとい、ルッカ。
いっぱい芽が噴き出しました。
オリーブは剪定で樹高を抑えることが出来るので、剪定ハサミと仲良くしたいですね
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