前回から続く大人の自由研究
アメトピにも掲載していただいたみたいです！ありがとうございます
前編ではかき集めてきた市販の多肉の土の紹介でした。
今回は実験装置を作って、水はけを比べてみます。
透明のプラ鉢に土を入れて、下のプラカップへ落ちる様子を観察します。
排水スピードと色をチェック。
あげる水の量ははからないので、落ちた量は今回は見ません。
今回もこの半透明プラ鉢が大活躍でした
花ごころのサボテン多肉の土は排水スピードは良い感じです。
花ごころの多肉＆ミニ観葉の土はピートが入っている記載がないにも関わらず、水をあげると浮き上がり水をはじきました。
通常のお水やりと同じ感じで水をあげたけど、こんな風にまったく濡れていない部分がありました。
これはお水あげたつもり注意報です
やっぱり私ピートモス苦手・・・
カインズの土はとても細かくて、くん炭の量が多く細かいので水の通り道が狭い気がしました。
たっぷり水をあげたけどかなり水を吸う土で落ちる量が少ないです。
乾くのに時間がかかりそう。
プロトリーフの多肉の土もココヤシピートがたっぷり。
これもまず浮きます。
ピート系が入っている土はまず最初にしっかりしっかり水を含ませることを意識しないと扱いにくいです。
DCMのキレイな多肉の土。
DCMの土もとても粒子が細かいので最初はたっぷり土を吸いますが、一度水を吸えば余剰分はすぐにはけるようです。
刀川平和農園さんのサボテン多肉植物の土は、あげたそばから水がダーーーーッ！！
すごい！！
水はけが抜群にいいです。
セリアの土はココナッツファイバーがメインですが、ピートモスなどよりは水を吸いやすいのを感じました。
ただオススメはしないですけれども
四国造園さんの土もやっぱりあげたそばから、鉢底穴という穴からダーーーッ！！
土のプロと多肉のプロの作る多肉植物の土はやっぱり水はけが他とは全く違います。
オリジナルで土を配合する人もきっと目指すのはこんな土ですよね
鹿沼土や赤玉土を使うとまず土の表面の微塵がこんな風に洗い出されます。
これを最初の水やりで水の濁りがなくなるまで水をあげることが大切です。
おまけのプロトリーフの粒状かる～い培養土。
これも粒が大きいのであっという間にはけます！！
水もちは他よりもよくない（すぐに土が乾く）ので水やりが好きな人や水やりのタイミングがよくわからない人にはいいですね。水やりで色が変わるので乾いているかも一目瞭然です。
９種類の土の水はけ実験！！
やっぱりピート系の土は一度浮き上がるので鉢の上部に浮いた跡が見えますね。
この中から私がオススメする多肉植物専用土は・・・
これ！！！
刀川平和農園さんとプロトリーフのかるーい培養土！！
なにより水はけの良さが抜群です
蒸れたりジュレたりが怖い初心者さんにもオススメです。
１０リットルで５００円ちょっととコスパもいいのと、ネットでも手に入るメリットも選んだ要因。
そして土比べ延長戦！！！
土の良さは水はけだけじゃないから
同じプロリフィカを挿してどの土がよく育つのか生長実験開始します
多肉植物の土が各社こんなに違うのも、多肉の面白さ、奥深さ。
今回選べなかった土もダメというわけじゃなくて、使う人の家の環境、日当たりや水やりやお世話の頻度などで合う土を見つけるのがいいんだと思います
土は販売されている種類も地域差がとても大きいものなので、お住まいの地域でいいものが見つかるように、選ぶ際に少しでも参考になれば嬉しいです🍀
土比べ延長戦は、多肉保育園での育成実験
頑張って見守っていきますね～
水のはける様子はぜひぜひ動画で見てみてくださいね
Youtube 月・水・金 配信中～
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