今日は<42>ジャンボカラマタのお話。
小倉園さんのジャンカラを迎えてからもうすぐ1年半になります。
最初は8号鉢のとてもかわいい子でした
植え替えや摘芯を繰り返して、こんなにこんもりと茂ってくれました
新芽を摘芯して、枝葉を増やしたのはいいけれど、
真下に向かった枝も増えるわけで(苦笑)
この場合は下向きの枝をカットしていきます。
剪定ポイント 以前の剪定跡の枯れ枝を切るだけでも剪定刺激になる。
ハサミを入れると枝が増える見本のような鉢です
でも要らない枝で混んでしまうのは本末転倒なので、
ここから取捨選択。
不要な枝を切った後は、長く伸び過ぎてしまった枝を切り戻していきます。
このとき、去年伸びた部分のすべてを切り戻してしまったりすると、
一生実の生らないオリーブになります(苦笑)
オリーブは“前年に伸びた枝に翌年実を生らせる”性質があるので、
そこは要注意ですね
とはいえ、欲張って、長いままにしておくと、
樹形も乱れますし、先端に実った実は枝を枝垂れさせ、オリーブの負担にもなります。
適度に切り戻して枝数を増やすことは、結果的には結果母枝を増やすことにもなります
剪定After
全体的にすっきりしましたーっ
オリーブの剪定は、春の成長期に向けて、成長ホルモンのスイッチを入れる作業でもあります。
今年の成長が楽しみになりました
はっきり定まっていなかった主幹を選び立ちあげました。
まだまだ細い枝だけど、もっともっと大きくなって欲しいので
大事な大事な主幹です。
もう2月終わっちゃうけど、地植えオリーブの剪定全然手をつけてない(笑)
時間が足りないよーっ