『シュルプ』最終話








「廃妃ユン氏を極刑に」

「イ・イクヒョンは医官を装い謀反を企てた。」

「ユ・サンウクとウィソン君斬刑に処すべきです。」



「逆賊のイを始末したのはウィソン君だ。」と言う王。



「後来のためウィソン君を斬刑に処すべきです。」

王はまだウィソン君が息子だっと信じている?


一同

「斬刑に処すべきです❗️」





イクヒョンの形見を届けた王妃に、ユン廃妃は「生きる理由が無い」と言う。



すると王妃は「イ・イクヒョンの子が生きています謀反に加担したウィソン君です。」と。


廃妃の願い

「イクヒョンの子を生かしてください。

それが私のお願いです。」





大妃と王



「ウィソン君を殺すのです。」

「あの子は私が初めて抱き上げた子です。」と王。

「あの子はイ・イクヒョンの血筋なのですよ。

王様、邪魔者は消してしまえばい良いのです。

それが私のやり方です。

王様は犠牲にした命を無駄にせぬよう。」



王の反論

「いいえ、

これ以上王座を血で汚しはしません。

20年前母上に汚されたせいでいまだに血生臭い。」






大妃は世子妃の医官に流産する薬草を渡していたがもう必要は無いと言う。

既に子供を持つのはむずかしいと。






赤ん坊が見つかってしまった。

ムアン大君は婚姻したいと王に願い出た。



大妃は言語道断と一括するが、王妃は「前例がないだけのこと、側女として迎えることも出来る。」と。



王は「熟慮する」と返事。




そして大妃は続けて言った。

「世子妃について世継ぎも産めぬのに傍観なさるおつもりで、」



王妃は御医ソンを呼んでいた。


「ソン御医は世子妃の煎じ薬に何を入れたか申せ。」と王妃。

「心臓の病に効く黄連、麦門冬、亀甲を入れました。」ソン。

「大妃様から渡された代赭石と山稜は何故咥えなかったのだ。」王妃。

「恐れながらそれらは胎児に悪影響を及ぼすゆえ加えませんでした。

医官としてそのようなことはできかねます。」ソン。





「懐妊の話は偽りでは?」と王




「世子妃が安定期に入るまで懐妊の事実を伏せました。

それが胎児を守る道だと考えたからです。

安静さえ保てれば世子妃様は無事ご出産できます。」






「王様も廃妃も、大妃様の悪行により苦しみました。

イ・イクヒョンも。」



「私は勝者で彼らは敗北の代償を払っただけです。

王様は決してテイン世子の死を明かせぬ、自ら王位を否定することに。」




「王様が正しい決断を下せるよう私が力添えを、

私は私のやり方で夫を守ってみせます。」





ソンナム世子と王妃は牢にいるユ(トジ先生)に承認になって欲しいと。



「家蔵史草があるから真実を伝える最後の機会になるであろう。」と王妃。




「ユが証言してくれるそうです。

王様が国王としてどう生きてこられたか私はわかっております。

たとえ過去を明かそうとも王様が聖君である事実だけは決して変わりません。」



世子の検案書や日記を渡した。

「どうか国王として過去を正し、真実を記してください。

二人の世子が毒殺された事実を歴史に刻んでください。

これが私が王様を守れる最後の道であり世子が残した子たちを守る道なのです。

もう肩の荷を下ろして自由におなりください。」





大妃を訪ねた王様は

「真実を明らかにするつもりです。」



「この母を罰すると言うのですか、証は?」



「私が見たのです、あの夜、この目で見たのです。」


「全ては王様のためにやったことです。」


「母上、

誠に私を思うならどうかこれ以上何もなさらないでください。

これが母上に対する唯一の願いです。」





シン尚宮が膳を運んできた。

「大妃様へのご挨拶は今日が最後になるかと、

これまで私の家族を支えてくださり感謝しています。」



膳を見ながら楽しい王との食事を思い出す大妃だった。




王は、

テイン世子の死因について実録を正すことにした。

しかし皆は反対をする。

これを機に世の過ちも正す。



毒殺の証はここにある。




大妃自害?

この衣装は自分で着たの?←そこは突っ込まない。

王妃になれなかったから最後は王妃の正装で?




ウィソンは王宮を追放され、ユン廃妃は王宮に復権した。



王妃からファン医官には子供がいると知らされた時、生かして欲しいと王妃に頼んだが会えるわけではない。

息子を殺したのが孫だったとは知らされていないのだろうか。?

それとも生きていればいつか会えると信じて?

息子が死んで生きる意味がないと言ったユン氏は涙を流しながら食事した。




王妃はウィソンの元を訪ねると母は王妃に気づかなかった。

まるで息子を恋人のように。






ソンナム世子は世子妃を誘って夜空を見上げた。

流れ星にそれぞれが願ったこととは……






ケソン大君旅立ちの時








「王妃様〜!イリョン大君がまた屋根の上に」





「また?困ったやつだ、どこの屋根だ」



何が国母だ、王妃ほどきつい仕事はない。



王妃今日も走る。。。