人は見たいものしか見ていない~「フェイクニュース」後編感想~ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

人は、自分の都合の良いように考える生き物だ。

そのことを具現化し見せた作品だったのではないでしょうか。

 

嘘か真か?

敵か味方か?

自分の都合のよい方に引き寄せる。

 

痛い、痛いわーーー!

思い当たるところがあるので痛いわーーー!

 

「フェイクニュース」後編感想を♪

 

 

青虫異物混入問題。

ほじまりは本当だった。

 

だが、人は本当のことなんかどうでもいい。

自分に都合のいい情報しか興味がない。

 

その世の中を変えたい!

北川景子演じる記者が立ちあがる。

 

まずは、木から落ちない日本猿(光石研)を救う。

 

CSS偽サイトホワイトを探せ。

アフィリエイトブログサイトの主婦。

たった4281円で嘘をブログに載せ、

それは犯罪だ!と追求されると嘘で~す。で終わりにする。

まとめサイトの主は、表現の自由を主張。

みんな自分の都合のいいことしか考えていない。

 

北川景子記者の本気に、編集長の新井浩文が立ちあがる。

フェイクニュースの出元を探せ。

 

外国人実習生から不正に搾取しているのは誰か?

やはり、裏で動いているのは、

新聞記者時代に因縁のある杉本哲太なのか?

現在は、県知事選候補者。

 

新聞記者時代の同僚、永山絢斗と情報提供するも、

なんと!騙されいていた。

 

自分の都合のよい方に北川景子も誘導されていただけだった。

外国実習生から不正に搾取していたの現職の知事だった。

 

敵か味方が入り乱れる。

信じられるものは・・・

 

フェイクニュースも出元を掴み、新井浩文編集長。

本当に賢い人間は社会崩壊なんか願わない。

 

ひとつの小さな崩壊が、大きな崩壊につながるとは思わない人々。

自分には関係ないと思っているから。

起こっているのは別なところで、

自分は下を向いているのに高見の見物。

 

だが、知らぬ間に巻き込まれる。

 

真実を書く!

新聞が選挙期間中には書けない事実をネットニュースが書く。

 

ネットニュースが拡散され、

県知事選挙現場が大変なことに。

 

嘘とデマと興味本位と本音が入り乱れ大炎上。

暴動がーーーー!

ネットの世界を可視化して見せてるね。

ちょっとカオスでシュール過ぎるけど、

大炎上は伝わった。

 

暴動に、木から落ちない日本猿(光石研)が叫ぶ。

ネットの世界の中心で叫ぶ。

落ち着こう。

まずは落ち着こう。

そして深呼吸しよう。

 

うん、まさにこれだよね。

勢いに任せて、それって自分の声なの?

みんなの、社会の、世間の国の声だと糾弾していないか?

 

本日読み終え、

twitterに投稿した本谷有希子「静かに、ねぇ、静かに」

かぶる感想を持ったよ。

 

 

誰かに認められたくて、誰かに味方になってもらいた。

うん、これもわかるよ。

 

だからこそ冷静にーーー!だよね。

感情は厄介だ(←杉本哲太セリフ)

 

感情はやっかいだから落ち着こう。

SNSとのつきあい方を考えるドラマでしたわ。

 

野木さん脚本らしい二転三転する怒涛の展開に、

前のめりになりながら観てました。

はぁーーー!疲れたけど面白かった。

 

 

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