読後、3日ほど後を引く一冊~「幻夏」感想~ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

後を引く美味さ。

 

初のらっきょうを漬けました。

血液サラサラ目的だったけど、

意外と後を引き美味さじゃ♪

一日5粒ほど食べればよいとのことだが、

ついつい食べて過ぎてしまう後を引く美味さ~

 

 

後を引く女?

男の脳内で後を引くいい女にもなれず、

ぼんやり時が過ぎておばちゃんになりましたあはは・・・

 

後を引小ネタ?

松潤主演 「99.9-刑事専門弁護士-シリーズ」

 

 

画面が伝わる演者たちがノリノリだった小ネタに、

後を引くどころかイラっとしてたわあはは・・・

 

だけど、多くの冤罪を防いできた松潤弁護士たちの姿勢に

こうであってほしいというメッセージを受け取ることができた。

 

今回紹介する作品は、「冤罪事件」を扱った悲しい物語。

 

大田愛 「幻夏」

 

幻夏 (角川文庫) 幻夏 (角川文庫)
864円
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著者の大田愛さんは、

「相棒」シリーズ脚本家さんで有名だそうな。

「相棒」観てないのよね。

右京さん相棒になったミッチーシリーズまでは、

ちょいちょい観てたのだけどね。

根強いファンも多い作品にリタイアした自分ですうさ。

 

「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」少女失踪事件を捜査する刑事・相馬は、現場で奇妙な印を発見し、23年前の苦い記憶を蘇らせる。台風一過の翌日、川岸にランドセルを置いたまま、親友だった同級生は消えた。奇妙な印を残して…。人が犯した罪は、正しく裁かれ、正しく償われるのか?司法の信を問う意欲作。(bookデーターベースより)

 

読後、あまりの衝撃で3日ほど寝込みました(イノセントデイズ)

パクって・・・

 

読後、3日ほど後を引く一冊

でした。

 

胸の内で、どうして!どうして!思いがくすぶりやりきれない。

冤罪事件が家族を兄弟を引き離す。

正義は誰の者なのか?

十人の真犯人のために一人が犠牲になる社会であってはならないはずなのに、それもしかたないとするのも社会。

いじめもそうだが、しかたないで済んだら警察はいらない!?

その警察!正義は誰の者だよーーー!

 

日本の刑事犯罪の犯人検挙率は約七十パーセントの高率であり、

有罪率は実に九十パーセントにのぼる。(本文より)

 

ドラマ「99.9%」でも描かれていたのだが、

起訴されたら90%有罪が確定されるのが日本。

 

事実を見ないものにしている世界が描かれており、

やりきれない思いで悶々とする。

 

子供が子供でいられた、人生で幸せだった一日。

それが幻夏に涙。

 

子供が子供でいられない社会にしてはいけないよね。

 

二転三転とする展開もさながら、

子供時代の無邪気な笑顔があるからこそ、

やりきれない思いが燻り続けて3日は後を引くうさ。

 

後を引く本書だからこそ読んでほしい一冊です挨拶

 

 

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