見せましょう2016年度ベスト読書、出しましょう2016年度ベスト読書♪ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

2016年度ベストドラマ10クリックを発表したので、

これは読書版もしなきゃでしょう。

 

2016年度おすすめ読書ランキングベスト10!

 

2016年度に発売された本が対象ではなく、

あくまでもあたしが2016年度に読んだ本ベスト10です。

 

では、発表します。

 

1位「しろいろの街の、その骨の体温の」

 

 

タイトルが逸品でございます。

中二病と呼ばれる世代のあるある話。

白がこんなにも怖くて、儚くて。

黒い心の少女が、白に憧れる気持ちが切ない。

人生なんて、永遠の中二病がちらほら継続中。

だからこそ大人に読んでほしい一冊です。

 

2位「坂の途中の家」

 

坂の途中の家坂の途中の家
1,728円
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多くの人がイラっとし、

主人公に共感できないとの声が多数。

だけどあたしは、そんな主人公の劣等感がわかるわ。

劣等感の塊だから。

 

3位「コンビニ人間」

 

コンビニ人間コンビニ人間
1,404円
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芥川賞作品。

村田沙耶香さんの作品がベスト10の中で2作品目。

好きな作家です。

屈折している人物サイコー。

 

4位「暗幕のゲルニカ」

 

暗幕のゲルニカ暗幕のゲルニカ
1,728円
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直木賞候補作品でしたね。

獲れなかったね。

あたしの中では、「直木賞」でした。

芸術作品の現実と想像の狭間が絶妙。

ピカソという人をもっと知りたくなった一冊。

 

5位「東京會舘とわたし(下)新館」

 

 

泣いた!泣いた!

東京會舘に行きたいーーーい!

 

6位「東京會舘とわたし(上)旧館」

 

 

「お・も・て・な・し」の真髄を見た!

レストランで食事したーーーい!

 

7位「愚行録」

 

 

愚行とは、おろかな行為。

おろかな行為をする人は、

おろかな行為をしたと思っていない。

あなたも、わたしも愚行なのだ。

映画が楽しみな作品です。

 

8位「金魚姫」

 

金魚姫金魚姫
1,836円
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「海の見える理髪店」で直木賞受賞されましたが、

あたしは、この作品の方が好き。

ファンタジー切な恋バナが、

普通の恋バナじゃないのよね。

不思議な世界に泳いでいた自分でした。

 

9位「Aではない君と」

 

Aではない君とAではない君と
1,620円
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少年犯罪を問う作品。

なぜ人を殺してはいけないのか?

子の問いに、親はどう答えるのか?

親も子にも読んでもらいたい一冊です。

 

10位「そして生活はつづく」

 

 

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの星野源。

ドラマの役柄とは違い、自尊感情が高いカレなりの

哲学と笑いがいい感じです。

 

以上が、oliveが選んだ、

2016年度おすすめ読書ベスト10です。

 

来年も読みますぞ。

どっちかというと屈折した描写作品が好き傾向ですが、

来年は甘ーーい!ラブも読んでみようかしら~苦笑

 

では、よいお年を(何回目?)