2016年度ベストドラマ10を発表したので、
これは読書版もしなきゃでしょう。
2016年度おすすめ読書ランキングベスト10!
※2016年度に発売された本が対象ではなく、
あくまでもあたしが2016年度に読んだ本ベスト10です。
では、発表します。
1位「しろいろの街の、その骨の体温の」
しろいろの街の、その骨の体温の (朝日文庫) 756円 Amazon |
タイトルが逸品でございます。
中二病と呼ばれる世代のあるある話。
白がこんなにも怖くて、儚くて。
黒い心の少女が、白に憧れる気持ちが切ない。
人生なんて、永遠の中二病がちらほら継続中。
だからこそ大人に読んでほしい一冊です。
2位「坂の途中の家」
坂の途中の家 1,728円 Amazon |
多くの人がイラっとし、
主人公に共感できないとの声が多数。
だけどあたしは、そんな主人公の劣等感がわかるわ。
劣等感の塊だから。
3位「コンビニ人間」
コンビニ人間 1,404円 Amazon |
芥川賞作品。
村田沙耶香さんの作品がベスト10の中で2作品目。
好きな作家です。
屈折している人物サイコー。
4位「暗幕のゲルニカ」
暗幕のゲルニカ 1,728円 Amazon |
直木賞候補作品でしたね。
獲れなかったね。
あたしの中では、「直木賞」でした。
芸術作品の現実と想像の狭間が絶妙。
ピカソという人をもっと知りたくなった一冊。
5位「東京會舘とわたし(下)新館」
東京會舘とわたし(下)新館 1,620円 Amazon |
泣いた!泣いた!
東京會舘に行きたいーーーい!
6位「東京會舘とわたし(上)旧館」
東京會舘とわたし(上)旧館 1,620円 Amazon |
「お・も・て・な・し」の真髄を見た!
レストランで食事したーーーい!
7位「愚行録」
愚行録 (創元推理文庫) 756円 Amazon |
愚行とは、おろかな行為。
おろかな行為をする人は、
おろかな行為をしたと思っていない。
あなたも、わたしも愚行なのだ。
映画が楽しみな作品です。
8位「金魚姫」
金魚姫 1,836円 Amazon |
「海の見える理髪店」で直木賞受賞されましたが、
あたしは、この作品の方が好き。
ファンタジー切な恋バナが、
普通の恋バナじゃないのよね。
不思議な世界に泳いでいた自分でした。
9位「Aではない君と」
Aではない君と 1,620円 Amazon |
少年犯罪を問う作品。
なぜ人を殺してはいけないのか?
子の問いに、親はどう答えるのか?
親も子にも読んでもらいたい一冊です。
10位「そして生活はつづく」
そして生活はつづく (文春文庫) 626円 Amazon |
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの星野源。
ドラマの役柄とは違い、自尊感情が高いカレなりの
哲学と笑いがいい感じです。
以上が、oliveが選んだ、
2016年度おすすめ読書ベスト10です。
来年も読みますぞ。
どっちかというと屈折した描写作品が好き傾向ですが、
来年は甘ーーい!ラブも読んでみようかしら~
では、よいお年を(何回目?)