現在と過去が行ったり来たりするドラマでしたな。
よって、しかと観ていないと・・・
ん？？となってしまうドラマだったと思う
トモ（三浦春馬）の最期がどうなったのかは、
初回の冒頭につながるわけだ。
だから最期は・・・さっぱりぽん！？
サッカーボールにすべて語らせたわけだね。
よく観ていないとわからない（←あたしだけか？）
救いのない現実、限られた命、そして誰もいなくなった、
一人残される寂しさ・・・
そんな中でも夢は叶うよとトモに言わせたのは、
生きる希望を見せたかったのか？
「わたしを離さないで」最終回感想を♪
猶予が生きる希望だったトモ（三浦春馬）だったのに、
猶予がないことを知り絶望し自暴自棄になり、
恭子（綾瀬はるか）に冷たくする。
そして、トモに三度目の提供が・・・
提供は三度で終わらない場合もある。
その時は、排泄の世話になることも。
恭子には、そんな惨めな姿を見せたくないと、
尚更にやけになるトモに・・・
龍子先生からサッカーの試合を見にこないかとお誘い。
龍子先生といえばトラブルメーカーのイメージしかない。
嫌な予感がーーーー！
そこで、提供を受けた人の話を聞く。
幼き日に、脱走して解体された同級生の心臓を提供された人。
今の命があるのは提供者がいたからだと考えてくれている人もいる。
自分たちは感謝され役に立っていると、
恭子やトモたちに知ってもらいたかったのか？龍子先生。
だが、多くの人は制度によって提供が行われるわけで・・・
提供者は家畜同然なんでしょうな。
やっぱ、龍子先生の存在意味ってーーーー！
ちょっと迷惑の人でしかないわ
でもまぁ、龍子先生のような提供者を理解し開放してあげたいと
考える人が増えることで、変わっていくこともある。
そう変わってきているのだ。
提供を受けることで、なかなかお迎えがこずに寿命が延び、
長過ぎる命を持て余す人たちが出てきた。
提供を拒む人が増えてきたってことだ。
つくり出したものに逆襲される日が来るかも・・・
と恵美子先生（麻生祐未）
彼女もまた、クローンの立場でありながら、
提供を受ける身という皮肉な運命。
だがら提供を拒んでいるのね。
永遠の命を欲しがるのは万人ではないってことだ。
これって、「百年法」の中でも描かれているね。
でも、命をイジることで歪みが生じる。
これも、「百年法」の中でも描かれている。
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おっと脱線してしまったね
結局は、生れたてきた定めに逆らうことはできず、
三度目の提供を受けるトモ。
運命には逆らえず、サッカー選手になる夢は叶わなかったけど、
違う夢は叶っていた。
恭子に会えたから。
生れてきてよかったと微笑むトモ。
三度目の提供で終わらなかったら、
恭子が終わりにしてあげると・・・
そうか！初回冒頭シーンは、ここに繋がるのかーーーー！
恭子の手で終わらせたのだね。
トモ、離さないで・・・わたしを離さないでーーーー！
だけど、もう誰もいない。
閉まらない宝箱の中は、
亡くなった人の思い出でいっぱいになったのに、
一人になった恭子に提供の通知がこない。
トモのそばに行きたい。
宝箱を抱いてのぞみヶ崎へ。
そこに恵美子先生が。
たぶん・・・恵美子先生の提供者が恭子なんだろうね。
だから、まだ提供がこない？
恵美子先生から宝箱の意味を聞く。
誰にも奪われないものを持っていてほしい。
思い出は奪われないから。
たしかに思い出は奪われないけど、
辛い思い出もいっぱい詰まっている宝箱。
入水自殺しようとする恭子を、
大事なものが返ってくる？のぞみヶ崎。
トモのサッカーボールがとめた。
恭子の足元にまとわりつきとめた。
思いとどまって歩き出す恭子。
なんのために生れてきたのか？
それは、誰でもどんな人間でも、
わからない時は、いつまでもわからなくて、
わかる時は、わかる・・・ってことなんでしょうか？
だから精一杯生きましょう。という意味だったら、
残酷だと思ったわ
生れてきた意味が違っているのだから。
よって！？
ちょいと綺麗に描きすぎーーー！と自分は感じたのでありました。
美和（水川あさみ）はウザかったけど、
彼女の存在があったからこそ、
喜怒哀楽があり人間味溢れていた。
トモと恭子の二人になると、
もはや、仏様のような極致に達していたように思われ・・・
物足りなかったですわ
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