兎の眼~「明日、ママがいない」3話感想~ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

とうとう!スポンサーがCMを見合わせ~

っていうかCMは、AC JAPANだったね苦笑


大人がちゃんと話し合わんから、

こんな大きな問題になっただけのことなのか?


だったら、ちゃんと話し合っておくれ。


頑張ってる子役ちゃんたちの人権はどうする??

きっと?きっと?子役ちゃんたちの心も傷ついているぞ。

そこはいいのか?

プロといえども、士気の下がった現場は辛かろうの~

おばちゃんなら、ふてくされちゃうねあはは・・・


今話は、17歳でオツボネと呼ばれる、

常に眼帯をしている女の子のメイン話。

眼帯の謎が明かされた、


「明日、ママがいない」3話の感想を♪



画像はお借りしました。


新しい里親候補の条件は、

年齢性別不問だけど、いて座の子に限るのが条件。

その条件を満たしているのが、

ポスト(芦田愛菜)とオツボネ。


里親候補の家は両親とも忙しく、

遠隔操作画像?で話すような家で、

常に不在。

その家には、車イスの少女がいて、

その子の相手になる子を探していた。

実子がいるので、家族になるわけではない。

生活と学費の面倒はみてくれるようだね。


それでは満足できないオツボネ。

お金がほしい!

目を手術するお金がほしい!

眼帯を外した目は兎の眼のように赤いうさ

スナックを経営する母親が飲みすぎるのを

止めようとしてビール瓶が割れ!

それが目に刺さる・・・

それが現因で、「コガモの家」にやってきたようだ。


兎の眼で思ったのだが、

「兎の眼」という、教師と生徒の関係が描かれた

有名な作品があるよね。

すんごい前に読んだので記憶が定かではないのだが、

この小説の中の兎の眼は、

優しさの象徴で描かれていたと思う。


で・・・思ったのだが、

「コガモの家」の魔王と呼ばれる施設長(三上博史)も、

虐待してるように見えて、

子供の気持ちをツンデレ状態ではあるが、

やんと理解している。

ちゃんと兎の眼を持っているのではないのか?


そして、何もしゃべらないロッカーもしかり。

兎の眼で子供たちを、黙って助けている。


里親候補に落胆したオツボネは、

お試しに行かなくなったが、

ポストだけは、里親候補宅の車イス少女に

悪態をつかれてもお試しに向かうのだった。


その理由は、車イスの少女の眼が寂しそうだったから。

親に関心をもってもらいたいが為に、

足が動くようになったのに、

動かないフリをしていないのか?読むポスト。


9歳とは思えない読む力のある子や苦笑

まるっとお見通しだ!


ワザと坂の上で車イスの手を放すハイジポスト!


立って!クララ小野寺ちゃーーーーん。

(車イスの少女、「あまちゃん」の小野寺ちゃんだよね)


だが!読みは外れて、クララ車イス少女は

立つことができず。


このポストの行動で、自分のことを理解してくれたと

心を開くクララ小野寺ちゃん。


その日から、立つ練習をする二人。


やさぐれ、まるっとお見通しポストも、

また兎の眼を持っているのよね。


自分が孤独だから孤独の人の匂いがわかる。

だからこそ、ほっとけないのよね。


それは、「コガモの家」の子供たちも同じ。

ちゃんと痛みをわかっているからオツボネを心配する。


ポストの励ましと、パチのカエルで、

自分の足で立つことができたクララ小野寺ちゃん。


褒めてもらいたい!

喜んでもらいたい!

ただそれだけだったのに・・・

なかなか会えない親に報告すると、

自立したのだと勘違いされ、

自分たちは離婚すると告白される泣


クララ小野寺ちゃん!ショック!


今、自分を慰めてくれるのはポストだけ。

だけど、そのポストは、オツボネに対して、

自分たちは家族だろ!姉妹だろう!と慰めている。


親がいても、お金があっても、

自分が孤独だと思えば孤独でしかない。


親がいなくても、ヘンなあだ名つけられても、

助けてくれる仲間がいれば孤独じゃない。


何が幸せなのかわからない・・・


自分は、世間で騒がれているような

悪意のあるドラマだとは思わない。


だって、みんな兎の眼を持っているから。


あとは、大人同志が話し合ってくれ!ってことだ。


oliveの雑記帳~風に吹かれて~      

ランキングに参加中です。

応援クリックいただければ嬉しいです。


兎の眼 (角川文庫)/角川書店
¥600
Amazon.co.jp