またまた ちょっと古いですが２００７年に直木賞を受賞した作品
桜庭 一樹著 「私の男」
読まれた方も多いのでは・・・・
一言で 怖いもの見たさのある作品
結婚を控えた女と義父の話
物語は 現代から過去へと語られて・・・・
地震で 家族を失った少女が叔父にひきとられて二人で暮らします。
愛し方を知らない親子
身体の関係でしか つながりを感じられない親子
実は叔父は 「本当の父であり 私の男」
私が一番 印象に残っているのは
義父が 中学に上がる娘に誕生日プレゼント？（随分前に読んだので
記憶が定かではないのですが・・・とにかくプレゼント）
にダイヤのピアスを買い与える
娘は そのピアスを 今まで無邪気に友達と遊んでいたのに
その場を離れて そっとピアスを取り出し 口に含んで
愛しそうに舐めるのです
そのくだりを読んで その夜眠った私・・・
夢でピアスをなめてた～ ひぃぃぃぃ～
おそろしや～
なんとも 後味が悪かった
歪んだ愛・・・・ 愛するって・・・・ むずかしい・・・・
もし ドラマや映画化するなら
義父・・・・トヨエツ
娘・・・・栗山 千明でどうでしょう？
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