ストイックになりすぎ?
アーユルヴェーダやヨーガに
興味がある方の中には、
体に良いことを追求する余り、
ストイックになりすぎて、
逆にアンバランスな生活になったり、
心が凝り固まって柔軟性を
失ってしまう方がいます。
私の失敗
実は私もそんな失敗を以前やらかしました。
アーユルヴェーダでは、食べ物について、
さまざまなオススメがあります。
例えば、新鮮な材料を使った、
作り立てのものを食べるのが良いと
されています。
新鮮な野菜の方が、
畑で採れてから何日もたった野菜より
栄養価が高く、
体に活力を与えてくれますよね。
調理してから何時間も置かれれば、
野菜に含まれる栄養素が水や油に
溶け出してしまうので、栄養価が落ちます。
そういうふうに考えると、
レトルト食品や冷凍食品も
アーユルヴェーダでは
出来るだけ取らない方がいい
食べ物になってしまうのです。
でも、忙しい現代人がそれに全く
頼らないというのは、
ちょっとハードルが高いですよね。
また、日本人には意外に思えるルールもあります。
フルーツは単独で食べる。
日本では、食後にデザートとして果物を食べることが多いと思います。
果物は酵素をたくさん含んだ
健康食品ですね。
単独で食べるとだいたい30分で
消化されます。
ところが食事の後に摂ると、
胃の中で他のものと混ざってしまうため、
消化に時間がかかるようになり、
その間に腐敗を起こすと言われています。
腸内環境を悪くしてしまうので、
果物は、他の食事とは別の時間に
食べるのが良いのです。
わかっていても家族と一緒に住んでいると、
簡単には習慣が変えられなかったりします。
そんなこんなで、
アーユルヴェーダの知識が深まるにつれて、
食べ物を見た時に、
これは体に悪そう、これは大丈夫そうと
考えるようになってしまいました。
知識はある意味、自分の健康維持に役立つ
情報ではあったのですが、
こだわりすぎてしまい、食事を
楽しめなくなってしまいました。
そればかりか、
理想的な食事が取れなかった時に
罪悪感のようなものを感じるまでに
なってしまいました。
皆さんも、体に良いことを追求するあまり、
それが出来ない時に、
私ってダメ!とダメ出ししてしまったことは
ありませんか。
気楽に取り組むには
その後、私がどうやってそこから
抜け出せたかというと、
アーユルヴェーダの食べ方の一番の基本、
きちんと消化されるように食べる
に戻ったのです。
きちんと消化されるように食べるには
よく噛んで楽しく食べることです。
怒っている時には食べてはいけないと
さえ言われています。
怒りが消化を妨げるからです。
よく噛むと唾液がたくさん出るので、
消化されやすくなります。
楽しく食べると、
笑顔が体を活性化させるように、
ホルモンや酵素の分泌が良くなります。
副交感神経優位になって胃腸が良く働く
ようになります。
そうやって、多少理想から外れる食事で
あっても、
感謝して、よく噛んで、楽しく食べる
を実行して今に至っています。
何事も過ぎたるは及ばざるが如し。
健康のために生活に取り入れる
アーユルヴェーダやヨーガで
自分を苦しめることがないように、
やりすぎにご注意くださいね。
ストイックになりすぎると、
人生が楽しくなくなります。
これもダメ、あれもダメ、
こうじゃなきゃいけない、
という思いに囚われてしまって、
結局、体に良いことが苦行のように
なってしまうのです。
それでは意味がないので、
何事も頑張り過ぎず、
無理のない範囲で楽しんで取り組むことが
大切です。
あ、これなら出来そうだ、
やってみたいなあ、
というものを生活に取り入れて、
途中、続かなくなっても気にせず、
また、やってみようかなと思ったら
始めてみる。
そのくらいのゆるい感じで取り組むと、
意外に長続きさせることができますよ。
試してみてくださいね。

