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ブログは、高齢出産・中期中絶について触れています。

不快に感じる方は、閲覧をお控えください。

 

タイムリミットを抱えながら、大きな決断を迫られる方に、

個人的な体験談としてお読みいただければ幸いです。

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中期中絶(15w)入院の<DAY1>は

1日を使って子宮口を広げる処置をします。

 

●入院手続き・コロナ検査

●部屋案内

●着替え

●内診

●ラミナリア(海藻でできた棒)挿入(AMー1回目)

子宮に数本入れて、ふやかすことで子宮口を拡大させる処置

●ラミナリア(PMー2回目)

●就寝

 

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このあとは、ラミナリア中心に話を進めます。

入院生活全般を知りたい場合は→コチラ

 

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処置室にいく前に、

「迷いはありませんか?」と改めて確認される。

「はい、ありません」と心を無にして答えた。

 

ラミナリアを挿入する前に、まずは内診。

冷たいし、器具が洗い立て?で不快。

(外来の時はもっと丁寧だった気がする)

 

赤ちゃんのサイズや子宮内での位置を確認後、

ガーゼで外側(いわゆるしも)の消毒、内側の消毒。

 

ラミナリア挿入時は、「力抜いてね」とは言われず。

(後で考えると、研修医が担当していた)

「吐く息に集中してください」とは言われる。

 

「ちくっとします」と言われたが、

そんなもんじゃない!!!!!!

 

何本も入れるうちに、

なんだかめちゃくちゃ痛くなった。涙も出た。

 

次第に痛くなって、フーフーと息をせずにはいられない。

フーーーーーうっ!

フーーーーーーーうっ!と、

以前、恥も捨ててお産した経産婦らしくうるさくした。

それほど必死になった。

 

「痛いっ」「痛いーーーーっ」とも言った。

でも、「痛い」と言うと余計痛くなる気がして辛かった。

だから、息を吐くことに集中した。

 

途中、カーテンの奥から小声で

「そう言う入れ方だと、どんどん中に入っちゃうよ!」

と言う声が聞こえた。

 

・・・。

 

入れ方が雑だったようで棒の位置を直された。

研修医〜涙!!!

医療の進歩に貢献したい気持ちはあるが、

切羽詰まった時に、そんなやりとりをされると余計に痛くなる。

 

棒を揃えるのに?子宮内でこねくり回される想像をして

余計に耐え難い痛さを感じまくる。

 

処置は内診含めて15分〜20分くらい?

10本目が入らず結局9本入れた様子。

 

初産婦はいきなり9本も入らないらしい。

 

9本入った&経産婦&週数が考慮されてか、

午後のラミナリア予定が無くなった。

 

本当に痛すぎたので、

心が救われた。。。

 

処置が終わると、

ずっと力の入っていた足が震える感じがした。

 

部屋までの移動で車椅子を使う人もいるようだが、

私は「歩きます」と伝えた。

 

1時間くらい子宮内の違和感があったが、

昼頃には馴染んだ。

 

 

●以下、諸注意を受けた。

 

「便をしたい気持ち」

 便だと思って、ラミナリアが出ちゃうことあるので、

 トイレに出た場合は言ってください。

 

「勝手に陣痛」

 経産婦だと子宮口がひらくと勝手に陣痛が来る場合も。

 その時は伝えてくださいと言われた。