深大寺と武蔵野の面影 | オリーブ香房 ~風の中で

オリーブ香房 ~風の中で

コールドプロセス製法で無添加石けんを手作りしているオリーブ香房です。手作り石けんを使っていただいている方への伝言板として。。。そしてハーブを育てたり、季節の果物でジャムを作ったり、そんな日々の暮らしを・・・・ マジョラム

今年初の日曜日は、去年のお札を返しに深大寺へ。
甲州街道も武蔵境通りも意外と混んでいなかったので、順調に到着。

駐車場から、神代植物園を半周して深大寺の境内へ向かいますが、その辺りには、まだ、あちらこちらに武蔵野の面影が残っていて、子供の頃の記憶が蘇ります。

小さい頃、この近くに住んでいたので、よく休みの日には、父に、自転車に乗せられて来ました
自転車
夏にはアイスキャンデーを買ってもらったり、今はない釣堀で魚を釣ったり…
その父も既に旅立ちましたが、深大寺へ来る度に、やはり、自転車に乗せられていった井の頭動物園の思い出と共に、若かりし父の姿が頭の中をよぎります。
田舎のない私にとって、この周辺が唯一、ふるさとに近い場所。
基督教大学の広大な敷地には、牛が歩いていたり、調布飛行場手前の田や川にはカエルやザリガニ、メダカ、たにしがいたり…、神社の境内の大きな木のほこらにはヘビが冬眠していたり…、自然がいっぱいでした。

国立天文台は小高い林の中にあり、その周辺は子どもたちの遊び場。
よく、斜面で滑って遊んだり、冬は落ち葉を集めたふかふかのじゅうたんの上でおままごとをしたり。
もう半世紀も前になりますが、今でも、林の風景が好きです。


家々の庭先には夏みかんやきんかんが実をたわわにつけていて、周囲とよく溶け合っています。
植物園の周辺には、緑を大事にする方が多いのでしょうね~

境内にある大きなムクロジの木の実は、追い羽根の黒い玉になるそうです。
この実のついたお守りも売られていました!

三が日が過ぎたとはいえ、境内はまだお参りする人で賑わっていて、お札を返してから、お参りをして、色々とお願いをしてきました!
お賽銭の割りには願い事が多すぎ?!


いつもとは違う道で植物園正門へ戻る途中で、お蕎麦屋さんを見つけました。
周辺にはこの店しかなく、坂を登りきるちょと手前にある眺めのいいところ。
今日は、風もなく、コートを脇において、気持ちのいい外のテラス席(?)へ。
おろし蕎麦をいただきましたが、好みの更級系手打ち蕎麦で美味しかった
焚き火もあり、雰囲気もよくリピートしたいお店になりました。  
             
        生垣に垂れるアプチロンの花!条件がいいのでしょうね~