マルセイユ石けんは、保湿力の豊かなオリーブオイルがメイン。
それに泡立ちをだすパーム核油、固さをだすパームオイルを入れています。
パーム核油はアプラヤシの果肉の中にある核の中身から採れるオイル。
ココナッツオイルと同じ性質を持ちますが、ココナッツオイルより肌にはマイルド。
そして、寒さと乾燥の厳しかった冬が終わった春先のために、保湿力をアップさせ、肌を保護するシアバターを入れました。
香料としてのエッセンシャルオイル(精油)は入れていない、基本の石けんです。
暖房を入れた室内で室温19度、湿度40%と、石けん作りにはまずまずの条件。
暖房を切ると室温が10度以下に下がってしまうので、保温はやはり、ブランケットに湯を入れたペットボトル必須です。
このマルセイユはジェル化一歩手前のとてもいい具合にできました。
久々に納得のいくきれいな石けんに仕上がりました
シリコンの泡立て器に切り替えたせいか、気泡もほとんど入りません。
シアバターは娘の友人にセネガルの市場で買ってきてもらった、採れたての未精製のもの(セネガルはフランス語圏なので、現地ではカリテと呼ばれています)
シアバター独特の匂いがとても強く、トレースがとても早くでます。
アフリカの人たちの肌を厳しい陽光や乾燥から保護してきた、素晴らしいスキンケア効果が期待できそうです。