<トレーニングクラス>
前日までにご予約ください。
初回は無料です。
昨年の春頃は違う作品を持ってくる予定だったクラシック幕の抜粋。いっそのこと創作作品だけでもいいのではとも考えていましたが、バレエと名がつくものを学んでいる環境ならば古典作品はやっておきたいし、できたらやったことのない演目に取り組みたい・・・ということで、「詩人」演じる男子も育ったので「シルフィード」に。
本番はハプニングがあった舞台裏。走り回り開演した舞台の裏廊下では、お互いに励まし合う出演者たちの姿があり、半年間チームで頑張ってきた結束のようなものを強く感じました。こういう時、いつも感じるのは、パーフェクトな時よりも何かあった時の方が学びが多く、次がレベルアップするのです。
4曲構成の作品、1曲目は何とも言えない妖精が浮き上がるような有名な曲。絵画みたいに止まって始まるだけでも進級したばかりの小学生チームにとっては難易度が高かったのでは。クラシックの基礎の形ができなければ群舞がそろわなくて、形だけ追いかけても綺麗にならないということを強く感じました。ソロパートのYちゃんはテクニックはあるけど雰囲気が出ず、Mちゃんは受験勉強と両立しながら頑張った結果、最終的にはものすごい強い2人でした。Mちゃんは自主練習の時間も出演者の中で1番長くとっていました。
2曲目は今回のアクシデント大賞受賞のMちゃんソロ。本人のせいではない出来事が重なり、辞退も頭をよぎりました。スタッフ間ではMちゃんが辞退になった場合についての話し合いも行われていました。我がスタジオには「魔除け」と呼ばれるお守りがあるのですが、23年間で4回目に今回使いました。前日早退したMちゃんに向けて同じ楽屋のメンバーが励ましの動画を撮影していまして、何年か昔同じように動画ではなかったけど励ましてもらった当時の後輩が先輩になり、今の後輩であるMちゃんを励ましていて、こうやってスタジオは続いてきたのだなとちょっとうるうる来ました。なにはともあれ踊れてよかった。
3曲目は、なんでだか本番2週間前に負傷したMちゃんのソロと、姉さん組のコールド。本番前にいつも何かはあるMちゃん。負傷の連絡を受けた時、私はめちゃくちゃはびっくりせず(笑)多分接骨院の先生もそうだったであろう。このチームは多分本番日の力配分がある程度できていたおかげで、本番踊りきれたのではないかと思いました。20分のポアントワークを含む1本通し2回を本気で踊ってしまったら厳しかったのではと。クラシックバレエの作品としてはこの1曲はとてもまとまりがあり、良いものとなりました。
ラストの華麗なる大円舞曲は、長いし抑揚があるので踊りがいはあるけど大変だったと思います。ふわっと風が吹いてきて妖精が散らばったり集まったり落ち着いたりと客観的に見たら素敵なのですが、移動はかなりのスピードです。でもこれを踊らなきゃシルフィードではないぞ!ということで。
今回はショパンをしっかり聞いて研究して、ショパンすごいなってつくづく思いました。「哀愁」みたいな部分ではチャイコフスキーよりも好きかもしれん。初めての作品は大変ではあるけれど、頑張って練習してくれた出演者に感謝です。






















