処方箋*椎名林檎
時々無性に椎名林檎の曲を聞きたくなる。
彼女の曲は
女が持っている
武器や
どろどろした部分
可愛い部分
切ない部分
潔い部分
それらを表す曲と詞がどれもかっちりと調和していて
聴いていると
彼女の「女」の全てが
全力で攻撃してくるようで
少し怖い。
私の鼓膜を支配していく脳を侵していく。
自分が女だと思い知りたい時
浸りたいとき
溺れたいとき
私は彼女の曲を聴く。
彼女の曲は
自分が女である事を思い出すための
処方箋。
揺れてこその心。
揺さぶられての心。
彼女の曲は
女が持っている
武器や
どろどろした部分
可愛い部分
切ない部分
潔い部分
それらを表す曲と詞がどれもかっちりと調和していて
聴いていると
彼女の「女」の全てが
全力で攻撃してくるようで
少し怖い。
私の鼓膜を支配していく脳を侵していく。
自分が女だと思い知りたい時
浸りたいとき
溺れたいとき
私は彼女の曲を聴く。
彼女の曲は
自分が女である事を思い出すための
処方箋。
揺れてこその心。
揺さぶられての心。
猛暑
うだるような暑さ。
体が溶ける。
とろとろとろとろ。
全身から湧き出る汗は
実は感情がとろけて流出しているんじゃないか
なんて思う。
やる気とか、
人を思うやる気持ちとか
とろとろ
じんわりと
全部汗になって、服を濡らす。
とろだけに吐露。
なーんちゃって。
人はそんな簡単に
感情を吐露しないもんね。
倦怠感に襲われながら
ぼーっと思考をめぐらす。
猛暑だけに
「もうしょーがない」
とか。
くだらない。
私は今、やる気や人を思いやる感情が
そがれた利己的な自分になっている。
しかし、やる気や人を思いやる感情が
染み付いた服をまとっている。
夏の暑さは
人間を分解させていく。
ゆるゆると崩壊していく。
まぁ、クーラーつけろって話ですよね![]()

