都立駄菓子菓子高校1年Z組日誌より抜粋
「あんたさ、幼稚園の頃は本っ当に夢見がちな少年だったわよねー、ある意味芯がないっていうか、影響を受けやすすぎるってゆーかさ!
一番笑ったのは『日本一のオカマに、俺はなる!』って発言よ!!なんだっけ、確か…嗚呼、あのマンガのタイトルが出てこないわぁ残念。あひゃひゃひゃっ」
ホログラムの少女、団子はニコニコケラケラと表情豊かに、どこか、いや完璧に上から目線で思い出を抉るように語る。
「ガキなんてみんなそうだろーが…夢はなぁ、寝るとき以外に見たって罰はあたらねーんだよぉ畜生!!ちなみにそのマンガのタイトルはワンビーズ!!」
金時は、先ほどとは打って変わって耳の端まで見事に真っ赤に染めながら、少し荒い口調で言い返す。丁寧に団子が忘れていたマンガのタイトルはキチンと添えて。
「それに」
金時は付け足す。
「団子、お前だってあの頃は真面目に幼稚園通ってたよなぁ?運動神経が最悪で1日に30回は転んでたぜ…一時期先生から歩行禁止令がでて俺がお前を教室からトイレまで何度おんぶして往復したか…。なんで何も無い廊下や通路であれだけ転べたんですかー。あれか、お前は地面フェチですかー地面愛しちゃってるんですかー。」
「なっ、何よ!!私は別に…」
金時は、自分の過去の思い出の恥ずかしさを打ち消すように、仕返しとばかりに団子の過去の恥ずかしい記憶を呼び覚ましてやった。プライドの高い団子としては顔から火、いや爆炎が吹き出すほどこっ恥ずかしい話だ。
「私は…私は!!愛されてるのよ!この地球からね!!そうよ、地球からの愛!!地球の引力が私だけに強力なGをかけ地べたに這い蹲らせていたのよ!!ふん、マンガを愛する少年とはもうスケールが違ってたのよ、この私はね!!」
ホログラムなので顔色までは変わらないが、きっと実体のある本人がこの場にいたら、やはり金時同様耳の端まで真っ赤にして、少々汚いがつばを撒き散らしながらもこのかなり苦しい弁解をしていたに違いない。いや、弁解だけでなく勢いに任せてビンタくらいされていたかも。
「へー良かったなー地球に愛されてよー。すげーよ、うん。やっぱスケールが違うよ団子様。機嫌が悪いときに気まぐれで《富士山噴火しちゃってお願い地球さーん》とか言うのだけは止めてくださーい。」
からかうように団子に言う。常に勝ち気な団子が狼狽える貴重な様を見るのが、金時は好きだった。
まだまだ過去の団子の失態を事細かに言ってやろう。そう思っていた。
だがしかし。団子の方が一枚上手だった。
「金時、一つ間違いがある。私は確かに地球に愛されているわ。けど
私が愛しているのは金時だけよ!言うなれば、金時フェチよ!!」
耳をつんざくような、盛大な愛の告白が、朝のさわやかな空気の中を駆け巡った。
★解説★
これは体育館裏での続き です。
入学式前になにをやってるんでしょうか。
女は海?
ブログネタ:恋と愛の違い
参加中大奥
今、大奥の再放送を見ています。
なんというか、女の園って怖いですね。
仕事場でも女だけっていうのは少し息が詰まりますが。
とにかく、大奥のシステムってすごいですよね、
女は将軍家の子供をのこす為だけの道具だったわけですから。
それを、女が容認して、取り仕切っているわけですよ。
自分が道具だと、自覚しながら。
哀れやー。
うーーん、子供を産めない体だと分かるや否や
追放。
最悪。
せめて人間として扱ってくれたも。
つか菅野美穂可愛い。
あの佐渡弁?薩摩弁?可愛い!!
久々に、女について書いてみました![]()