お家のベランダから見える景色が大好きです。
どんな日もかけがえがなく美しい。
我が家は関東平野の真ん中くらいに位置していて
住んでいる地域に高い建物がほとんどないため
広い広い広いお空を見上げ、
広い広い広い大地を見渡すことができます。
秋を少しずつ実感するのは
我が家から140キロほど離れた富士山がよく見えるようになってきたことからも。
空気中の水分が減っていってお空が澄んで来ているのだな。
反対側には浅間山や八ヶ岳連峰も見渡せる。
空気中の水分が減ってきているといえば
富士山がよく見えるようになるあたりから
私の体内も乾いてくる感じがある。
自然と共に移ろいでいくのねと感じ、
そろそろ夏バージョンのお肌のお手入れから一段保湿をアップさせねば、などと思う。
ちゃんと意識を向けていれば、
自然の一部である私の身体もきちんと自然の流れと呼応して生きている。
地球上の生物の中で人間だけが自然と切り離されているように感じる時もあるけれど、
実際、自然との分離を科学の発展とともに狙ってきた人間だけど、
でも切り離して生きるなどできるはずがないのだ。
だからいつも目の前のことをしっかり見つめようと思う。
眼に映るその「モノ」「コト」の奥に
「本当のこと」があるからだ。
私の目に映る世界は圧倒的に美しくて
この世界の本質は「光」であり「美」である
ということを
目に映る景色が教えてくれる。
自然の一部である私たち人間の本質も
同様に「光」であり「美」である
私は皆様のホロスコープに出会うたび、
そして対峙してお話しさせていただくたびに
そう実感するのです。
「性善説」とか「性悪説」とか
いろんな見解を先人たちが残してくれたけれど
私は絶対に
この世のものの本質は「善」である
と思っている。
ただし、
光は闇を生み出したり、
光が影を作ることがあるから
本来の光を見失って
「悪」なる部分が顔を出すことは
賢くなった人間だからこそ
大なり小なりある。
そう思う。
転じるきっかけは人それぞれだけれど
純粋無垢な子供から大人になっていく中で
悪なる部分が全く出てこない
などという人はいないんじゃないかな。
それが表に出るかどうかは別にして。
大切なのはその「悪なるもの」が出てきた時に
自分でそれに気づけること。
「その時」じゃなくてもいい。
後から振り返ってでも気づけること。
後からでも気づけるために
私たちの心に
「モヤモヤとしたやつ」を残してくれる。
いいシステムだ。
何が悪で何が善なのか。
何が美で何が悪徳なのか。
それを表すような教えや決まりは
山ほどあるけれど、
実際のところ、
自分自身で「何がそうなのか」を感じ取っていかなければそれは自分の心では判断できない。
だから「美意識」を磨こう。
何を美しいと感じて、
何を美しくないと感じるのか。
それは何が、どうしてなのか。
私の中では「正しい」とは「美しいこと」です。
誰かが言ったから、教えられたから、
世間で決まっているから「正しい」。
その基準で世界を見ているといつか苦しくなる。
だから自分の中に
「これは絶対的に善きこと」
と自分で思える基準を持とう。
それは真（まこと）であるか？
それは善きこと（善）であるか？
それは美しきことであるか？
それを自分に問い、
自分に胸が張れるように生きていこう。
「罪悪感」という言葉が乱用される時代だけど
本当の罪悪感とはこの自分の「真善美」を自分で侵した時に感じるものであり、
そうだとするならば、
私は「罪悪感を感じないように生きる」
ということを大事にしたいと思う。
共に心から幸せに生きよう。
この世界の美しさに目を開き、
日々与えられている物に心から感謝し、
心から満たされていよう。
この人生を愛でて生きよう！
あなたが光そのものであることを
私は言葉に尽くして伝えたい。
闇に堕ちても
影に怯えても
またその光を見出せるよう、
あなたの輝く光を思い出してほしい。
光を見失いそうな時、
またそれを思い出せるように
自分の本質を知り、
そして人として成熟していこう。
共に人生を深め、
魂を磨き合おう。
共に心から幸せに生きよう。
森永 美陽
ご自身の光を思い出しにいつでもいらしてください✨
