この記事を書いた後、退位礼正殿の儀式を拝見しました。
 

 
 
 
天皇陛下の「天皇」としての最後のおことばを聞き、
 
一言一言に込められた想いが大きくて大きくて、
 
 
 
想像を越えて大きくて
涙が溢れました。
 
 
 
 
 
 
〈最後のおことば 全文〉
 
今日(こんにち)をもち、天皇としての務めを終えることになりました。
 
ただ今、国民を代表して、安倍内閣総理大臣の述べられた言葉に、深く謝意を表します。
 
即位から三十年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します。
 
明日(あす)から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
天皇制がどうだとか、
そういうことはさておき、
 
 
 
 
 
やはり天皇陛下に惹かれてならないのは、
希望や、癒しや、
言葉に尽くせないほどの「愛なるもの」を感じるのは
 
 
 
その圧倒的な「天皇」として「存在する」という在り方なんだろうなと
 
 
 
 
 
 
今朝の感謝ワークで言葉にしていたのだけど、
 
 
 
 
 
 
オンラインサロン(設定変更大学)の中でさきこさんがさらに言葉にしてくれていたものを読み、深まりました。
 
 
 
 
 
 
 
あの、言葉にできないほどの
神々しい存在感というのは…
 
 
 
 
 
天皇陛下には
『個』としての『自我』がなく、
 
源と繋がった「本当の私」そのものである、
 
ということ。
 
 
 
 
 
 
そうか!!
そういうことか!
 
 
 
 
 
 
 
わたしたちが「自分」だと思っているのは
「個」の中の「私」であって
 
 
 
「本当の私」ではない。
 
 
 
 
 
 
 
 
天皇陛下はこの「個」として主張する「私」がなく、
 
 
ただ存在として在る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わたしが時々、
太陽や富士山に感じるのと同じように
 
 
 
 
存在そのものである。
 
 
 
 
 
 
 
 
だから、
その源から溢れ出る光が直接届き、
「何か」を感じるのだなぁ
 
 
 
 
 
そんな風に思いました。
 
 
 
 
 
本当に「愛」そのものである
そんな風に感じるのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本当の私、
魂の私、
 
 
 
は繋がっているから、
 
 
 
 
 
 
わたしの中の「本当のわたし」が
陛下のお姿を通して
 
 
 
何かを思い出そうとしている
 
 
 
のだと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わたし、若い頃(学生の頃)はなぜか左寄りの思想に傾倒していて
 
 
 
 
天皇制を批判的に見てたこともあったり
 
だから、皇室を斜に構えてしか見れなかったこともあるけれど、
 
 
 
 
 
 
あの頃のことを振り返って考えてみたら、
 
 
 
 
 
 
 
きっとあの頃わたしは
「個」の中に「わたし」を閉じ込めすぎていて、
 
 
 
 
「個」こそが「わたし」だと思っていたから、
 
 
 
 
きっとあの「個」ではない絶対的な存在に畏れを抱いていたのだなと
 
 
 
 
そちらが「本当の私」だと奥の奥では知っていたからこそ、
 
 
 
「個」のわたしが、
 “エゴの足掻き”をしていたのだ。
 
 
 
 
 
そんなに簡単に
すべてを喜びだなんて思い出してやんないよ!
 
 
 
ってね😅
 
 
 
 
 
 
でもクリアなその在り方に
要するに「嫉妬」していたのだと思うのです。
 
 
 
おこがましい言い方なのだけれど、
誤解を恐れず言うとしたら、
 
 
きっとそうなのです。
 
 
 
 
 
 
 
「左寄り」で「平等!」「平等!」って叫んでいたのは
 
 
 
本当に、生まれてくるのがもっと早かったら絶対に学生運動に超!傾倒してたと思うのです😂
 
 
 
 
 
 
「個」のわたしが
 目先のことしか見えなくて、
 
 
 目の前のことが「幸か不幸か」「優か劣か」「勝ちか負けか」「損か得か」でしか判断できなくて、
 
 
 
 
その二極の中で、
 
 
こちらが損してる
ずるいずるい!って叫んでたり、
 
 
 
 
(実は優越感を感じているからこそ)
他の誰かを憐れんで「かわいそう」ってしてたり、
 
 
 
 
 
したのだなぁと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
本当に、
なんておこがましかったのだろう。
 
 
 
 
「個」のわたしを超えて、
「本当のわたし」を素直に感じること、
「本当のわたし」と繋がることを赦すと
 
 
 
 
 
 
天皇陛下に憧れてやまないわたしがいたのに。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
天皇陛下に感謝します。
退位されるという方法を取ってくださったおかげで
 
 
 
 
わたしたちは
 
 
平成を終えることへも
令和が始まることへも
 
 
喜びを感じることができます。
 
 
 
 
 
 
 
 
皇居の八重桜、美しかった
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
平成という時代に
改めてありがとう。