■正直者は、幸せに!
最近、Amazonプライムで、「正直不動産」というドラマを観ています。
これがなかなか面白いんです。
「不動産の闇」が色々と紹介されていて、ちょっと不動産不信にもなりかねないドラマなんですよ(苦笑)。
主人公・永瀬財地(山P)は、契約のためなら嘘をいとわずに営業成績をあげてきたのですが、
ある祠を破壊してしまったことで、嘘がつけない体質になってしまうんです。
そこからは、嘘をつかない正直営業でお客さんと向き合っていくのです。
世の中には、優良物件ばかりではないので、
嘘を付けなくなることで、永瀬はどんどん営業成績は落ちるのですが、
その代わり、お客さんとの心の交流が生まれ、仕事のやりがいに目覚めていくんです。
◇
おそらく現代は、「仕事だから」という言い訳の元、嘘をついて仕事をしている人は、少なくない。
(会社が嘘をつくことを求めることもありますしね。だから上司や経営者によって、嘘をつかざるをえなかったり)
そして、嘘をつかなかったら、生活できなくなる、と恐れている人もいると思うんです。
でも、意外と「正直に生きよう」と覚悟を持ったら、それでも何とかなるものなんですよね。
その「嘘をつく」ことと「正直でいる」ことの<境界線>を越えることを恐れている人は多いけど、
いざ、乗り越えてしまうと、そっちの方が生きやすくなったり。
嘘をつく行為は、自分の魂も汚してしまう(ダマしている意識から、自尊心も損なわれていく)。
さらに、嘘をついた相手を傷つけてしまう(罪悪感も抱くようになる)。
それで幸せになれるはずがないのですよね。
そんな簡単なことが、大人になると、分からなくなってくる人は多い。
それだけ「嘘の多い世界」だから。
アラフィフになった今、私たちの世代がそれを変えられなければ、
誰が変えられるの?と思うんです。
今までは上の世代の言うとおりにしていたけど、
もう私たちの世代が変えていくしかないんじゃないの?って。
嘘をつきたい人なんて、ほとんどいない。
でもみんな、「保身」のためにつかざるを得なくなってしまっている。
私たち大人が、「嘘をつかなくても済む世の中」に変えていきたい!
そんなことを、つくづく思うものです。
人は窮地に陥った時に、人柄が出るから……
(ブラウザー上で聴けます)
<お知らせ1>
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