■美しさの見本が、人工的になっている?

つくづく思うことがあります。
“日本の美”はちょっと狂い始めているなぁ、と。
 
日本に限った話ではないところもありますが、
正直に言ってしまうと、現在は、不健康なダイエットをして、顔も体も整形をしている人たちが、華やかな舞台で活躍し、“美の見本”のようになっていることも少なくありません。
 
そうなると、美を追求する一般の人も、それに続くしかなくなってくる、というか。
 
別に整形が悪いわけではないけど、もし、“自然ではなり得ない顔と体”のほうが美しいという認識になってしまうと、ちょっと危険なところもあるなぁと。
 
それこそ、その価値観がエスカレートすると、生身の人間のモデル、女優はいらなくなり、
「バーチャル女優、モデルこそ美しい」という見方になってくる恐れも。
 
バーチャルなら、太ることも、老けることもなく、髪型だってすぐに変えられるし、役によって痩せたり太ったりも可能。
よりバーチャル女優がリアルになり、完璧な容姿を手に入れたら、そっちのほうがよくなってしまうことも。
 
そんな空虚な世界にならないためにも、というか、そんな表面的な美しさにまどわされないためにも、
私たち生身の人間は、もっと「人間の美しさ」を分かっていたほうがいい、というか。
 
完璧ではないから美しいこともある。
皴、シミができて、その人の生きてきた歴史が見えるから、美しいこともある。
 
風の谷のナウシカの中で、ゴルのこんなセリフがありましたよね。
 
「この手を見てくだされ。ジル様と同じ病じゃ。あと半年もすれば石と同じになっちまう。
 
じゃが、わしらの姫様は、この手を好きだと言うてくれる。
働き者のきれいな手だと言うてくれましたわい
 
そういう中身のある美しさを感じる心が、生身の私たちには、必要なんですよね。
 
そうでなければ、人間は少しずつ、人工的な美しさに憧れ、自分らしさを愛せず、受け入れられず、破滅に向かっていってしまうことも。
 
もちろんルックスにコンプレックスがある人は、整形をすることで、美を手に入れ、幸せになることもあるから、整形が悪いと言いたいわけではありません。
 
言いたいことは、そんなことではありません。
 
そんなことよりも、理解したほうがいいことは、
私たちは、「美しさ」の価値観ですら、“誘導”されているところがある、ということです。
(その理由は、ハッキリとは分かりませんが、色々と考えるとみえてくるところもあります)
 
美は“共通認識”次第なんですよ。
 
たとえばですが、これからは「ぽっちゃりが美しいんです」と、世界一斉にPRし始めたら、みんなぽっちゃりを目指すくらい、美の価値観って、いい加減なところがあるのです。
 
日本の一昔前の美人画を見ても、わかるはず。
当時はそれが美しい人だったのです。
 
そこに気づいたほうがいいし、踊らされないためにも、
“自分にとっての美しさ”を見出せるようになった方がいいのですよね。

 

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