美紅ちゃんの個展『色水つくろう』に寄せて。 | 座敷犬の暮らし

座敷犬の暮らし

ベース・マンドリン弾き、ゆっきーのブログ。

暑い日が続きますね。わたしはもうすでに夏バテです魂が抜ける

明日は手紙舎前橋店にて、清水美紅さんの個展で演奏します。


清水美紅 個展 色水つくろう

手紙舎 前橋店


在廊&ライブペインティング

77(日)12:00-17:00

pipooの演奏は16時半頃から







テーマは「子どもの頃の記憶」

自分の子ども時代はどんなだったかな〜と思い出してみました。



←ゆっきー まっきー→




子どもの頃

わたしはとてもぼんやりとした子どもでした。笑

早生まれで発達が遅いということもあり、いつも人よりもワンテンポ遅かったです。


5歳から小学3年生までニュージーランドのオークランドというのんびりした自然が多い環境で育ちました。


日本に帰ってきてすぐに重ための思春期に突入。

環境が変わり、文化も違い、言葉も難しくて分からず。

みんなが楽しそうにワイワイしている輪についていけなくて、じゃあわたしはいいかなと遠巻きにしていた記憶。


そこに悲しさを感じつつも、〝みんなと一緒じゃなくてもいい〟〝わたしはわたし〟とマイペースなままで成長してきました。

まっきーもそんな感じだったので双子の独自の世界観を作っていたと思います。


そんな中で委員会活動で音楽委員に入り、自分の気持ちを言葉で表現するのは難しくても楽器を奏でる事で少し楽になることを知ります。


音楽の先生はカワリンというあだ名の40代くらいのホルン奏者でした。

タバコばかり吸ってて普段は適当だけど、音楽の事になると熱く指導してくれる人でした。


わたしは当時から低音が好きでバスマスターを担当してましたが、いつも事あるごとに「ベースが1番大事だからね、ゆきこはそれが分かってるから任せてるんだよ」と声をかけてくれました。

それが嬉しかった記憶があります。


今、子どもと多く接する中で「好きなことを自分で見つけ伸ばせるように寄り添っていきたい」と思いながら関わっています。


人の気持ちに敏感で自分を上手く出せない子を見ると、子ども時代の自分に重ね合わせ、心の中でがんばれと応援します。

きっと生きづらさを感じることは多いはず。


でも何か好きなものを見つけて自分で取り組んでいく中で、少しずつ変わっていく事があります。

〝水滴、石を穿つ〟という言葉があるように、小さな積み重ねの中で気がついたら大きな何かを成し遂げてもいるかもしれない。


そしてわたしは成し遂げなくてもいい、とも思ってます。

人生の旅の途中、そうした変化を楽しめるようになれれば。

ふと振り返った時に「こんなものができていたんだ」と誇らしく思えることが大事かなと思います。

それを見守れる存在でいられたらいいなと思ってます。


というわけで、あんまりまとまりませんでしたが

子どもの頃の自分へのねぎらいと未来の子どもたちのために新しい曲を作りましたうさぎのぬいぐるみ

明日、美紅ちゃんの個展で演奏します。


個展、ライブ共に予約不要・入場無料なのでぜひ足をお運びください。

お待ちしてますにっこり飛び出すハート




https://tegamisha.com/news_cat/tegamisha-maebashi/