しんげん🐰は12歳6ヶ月を迎えた5月3日に永眠しました。
10月に大きく体調を崩した後、体重が減り続けていきました。
離乳食のようなご飯を作り朝・昼・おやつ・夕・深夜と5回あげてもどんどん減り、ついに1kgを切ってしまいました。
主治医の先生から、腫瘍ができていてそっちに栄養を取られてしまってる可能性がある、と言われましたが高齢でレントゲンや手術で亡くなるケースもあるため、自宅療養と通院で7ヶ月頑張りました。
5月2日、次の日の12歳6ヶ月のお祝いとして、足が弱くなっているしんげんにU字ピローをプレゼント。
気に入ってくれたようで頭をつっこんで使ってくれました。
深夜からたびたびふらつき、転んでは起き上がれなくなってしまい、朝には寝たきり状態に。
朝イチで病院に駆け込みステロイドを打ってもらいましたが、衰弱しているため先生もこれ以上の処置はできないとの事。
自宅で看取る覚悟を決めました。
しんげんの体を温めながら、ときどきスポイトで水を飲ませてなんとか回復を祈りました。
その日、わたしは近くで打ち合わせがあり、しんげんが落ち着いている様子なので1、2時間くらい出ようかな…主人が休みだったので、急変したらすぐ帰ってくるから、と準備を始めました。
すると、それまで静かに寝ていたしんげんが「キューキュー!」と今まで1番大きな声を出して呼び止めてくれました。
もしかしたらもうお別れになるかも…と打ち合わせは遅れる連絡を入れ、しんげんの側にいました。
2人で撫でながら看取ることが出来ました。
最期まで優しくて紳士なうさぎでした。
わたしたちの生活に癒しと愛情と彩りをくれたしんげん。
うさぎさんの寿命は8歳前後といわれる中、よく頑張ってくれました。
しんげんはもともと主人が育てていたのですが、お世話させてもらった6年間本当に幸せな時間を過ごせました。
ずっと傍にいたフワフワがいなくて、さみしくて仕方がないですが、できる限りのことはできたので介護に対する心残りはありません。
そのことが少し救いになっています。
まっきーが贈ってくれたカンパニュラの花を棺に入れ、お気に入りの毛布に包み見送りました。
しんげんは旅立ちましたが、心の中にはずっと住み続けてほしいです。
それがわたしの1つの希望になってます。
楽しい時も辛い時も、いつも寄り添ってくれたしんげんに感謝の気持ちでいっぱいです。
ブログを通じ、しんげんを可愛がってくれたみなさまも、本当にありがとうございました。