
みなさん、こんにちは。
昨夜の雨後の SuperMoon すっげえなあ〜 って、早朝起きたら南南西・方向にさらに光り輝いている。一仕事して外に出た・・・

おっとう〜 超濃霧〜〜 その濃霧が ジャンジャン 薄れてゆく・・・ワタシの中に厚く重く垂れ込めていた濃霧は最近すっかり薄らいで・・・カタツムリ出荷ごとに晴れてゆく気分ですわ。早いトコ、うさん無償ん? 雲散霧消して欲しいもんですけど。。。
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さて、本日は、小バサミ(握りハサミ)のメンテ法の2回シリーズの一回目。これです。↓ ↓ ↓

その辺に転がっていた鉄製の握りバサミ、錆びてます。縫製工場なんかのプロ系の小バサミですけど、放置されてすっかり錆びている。・・・とりあえず磨いちゃいましょう。コレ ↓ ↓ ↓

さらに目を細かくして、そこらじゅう磨く。モノが小さいので、大して時間はかかりません、それがコレ ↓ ↓ ↓

さてここからがポイント。ハサミの刃は普段は 内合わせ ですが、背中合わせ にします。そしたらそのまま絞って、細ヒモか 太めのラバーで止めつける。それがこれ ↓ ↓ ↓

ここで注意すべきは、この部分 ↓ ↓ ↓

この部分に バネ性やバック性 を与えていますから、これを絞りすぎると、限界以上になると バネ性・バック性を失ってしまいます。つまり、このあと砥石をかけるわけですから、研ぎに間に合う程度の絞り込みでオケ牧。。。
で〜 研ぎは割愛しますが、重要なポイントがある。
●砥石の全面を使わず、手前側の半分未満の部分だけを利用して研ぐ。大概の砥石は真ん中がへこんでいるから、そこでやると小バサミは壊れる。手前か向こうの平らな部分でやること。
●去年の秋にも書いたけど、研ぎは刃付けなので、必ず研ぐ面と逆側に「カエリ」「カエシ」のひっかかりが全体に出るまでやる。なお、刃面をよく見ると、刃角度が2つになっている。全体の斜面と先端部の斜面。これはもうかまわず、1面になるように研ぐ。てか、それしか出来ないし。。。
●ハサミ関係の研ぎでかなり重要なのが、てか一番大事といってもイイくらいなのが、左右の刃先の長さがぴったり同じであること。ペーパーなんかを切ると理解出来ると思うが、最後まで(^_☆)シャキーン!! と切ると、長さがズレているヤツだと最後が汚くなる。先端左右は同じ長さで!!
●「カエリ」の取り方は簡単で、巻いていたヒモやゴムを外して刃面合わせに戻してから、(^_☆)シャキーン!! シャキーン!! シャキーン!!と2〜3回空切りすればオケボク。
●なお、砥石はいつもの1000番程度で充分。やりたければ千のあと、#5000とかで。#1000程度でも、細いワカ用PEラインもすぱすぱ切れるようになる。なので鉄製、かなりお勧め。ただし安物はダメ。
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さて〜 こんな錆びる鉄製のハサミが良いか、錆びないのか、という疑問もあるが、切れ味がスーパーなので、ワカサギ釣りレベルでは最高の部類に入る。使用後によく拭いて水分から離しておけば良い。お弁当に入っている小さいお魚ソース入れに食用油を入れて携行するのもよし。
でもさ、こういうタイプを使っているのはマイナー刃、ん、マイナー派?
大概はこっちでしょう ↓ ↓ ↓

この手のステンレス系を研ぐやり方は明日のココロだ〜〜!