オレ鮎&秘伝ブログ



みなさん、こんにちは。

2012年9月1日。

解禁の赤城大沼に行ってきました。


数日前にヒコさんからTEL有り、曰く、、



でっけえワカサギが出るらしいから、

 おニューの電動の実力を試すべえよ!」・・・と。



無論、新型とは

秘伝Premier (プレミア) <DR>のことであります。
パワーアップして新登場しています。


さて、、

久々の赤城のボート解禁釣行とあいなりましたが、無論のこと、 >゚)))waka>< はお持ち帰り出来ません。現状、210ベクレル/kg ということですから、ゲームフィッシングという位置づけで解禁OKだということです。県内の他河川での県・各漁協の今年前半期(=渓流解禁時期)の応対をみて、赤城の9/1解禁はあるよ、と言い続けてきましたが、その通りになったわけです。


で、その釣行レポですが、、、


 驚くべきことが色々と


ありました。

では、以下、ご報告申し上げます。。。


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早朝、5時前、別々の自宅から発車した2名でしたが、坂の途中で見慣れたヒコさんのクルマに追いつきました。そして湖畔に到着し、車外に出れば、、、


 キャ~~!

 涼しい~~~!

 うひゃ~ 最高~~~~!




気温17℃、
下界の熱射地獄がウソのような別天地です。

すっかり赤城の冷気で和みました。



とと、ところがっ!

どうも、

周りの雰囲気がフツーじゃありません、

それは、、なんということでしょう、、



 ド渇水~~!!



見渡すかぎりの岸辺が露骨に露出しています。

ものすごい減水だっ!
おおよそ、150cmは低いでしょう。

こんなに減水した赤城大沼は見たことがありません。


きっと、下流域のあまりの渇水で
農業用水の需要に応えたのはいいが、
全く雨が降らない状態。。。


う~~ん、厳しいかも~~~
不吉を予感させますが、、、


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出船準備後、バンディ塩原さんで、まずは年券作り。

おばさんが痩せてました、裏山C~~
ひざ痛対策だそうです。

そして、55ポンドでヒコ丸を引っぱって、出船です。今回は別船、なぜなら、ヒコ氏は船中八策で、色々と動き回るため、不安定な貸ボートでは、当方の釣りが成就できないからなのでした。。。


貸ボートで、さらに驚くべきこと!

 今期のバンディさんは
 1日¥2500/艘

持ち帰れない分のせめてもの
サービスだそうであります。(▲¥500)
(※よその店はどうかわかりません、為念)


年券と合わせ、しめて、¥6500 也。


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解禁時のド定番ポイント、学校前に到着。

やはり、岸際が激しく露出しています。


例年の解禁の通常深度が、8~10mポイントですから、減水分を差し引いて、7m前後に腰を据えました。まずは、アンカーを打たず、モーターボートの目印のブイにつかまるという作戦です。





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ヒコさんは10mラインに



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同行してくれた新井クンも同じような深度か・・・



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早々に投入したヒコさんが叫びますっ!


 「来た・来たっ、来たよう~~!」

・・・う、早いっ! (-_-メ)


ところが、、

 「うっげ~! ウーちゃんだ~~!!」


・・・\(^◇^)/(ザマーミロ~~)

すぐに2尾目が来たらしく・・・


 「うっげ~! またウーちゃんだ~~!!」

ぶぶぶーーー! \(^O^)/



当方もようやく投入となりました、、

すかさず、アタリっ!


 キキキ、キュンキュン!

 鋭く、2・3度、突っ込む暴れ方~~



・・・\(TOT)/(え、もしかして・・・)



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丸々と太った・・・オイカワ・クン~



しばらく、アタリがなく、、

飽きた頃に・・・

また、

丸々と太った・・・オイカワ・クン・アゲイン!

・・ううう・・


ようやく周りでポツポツ上がり始めました。
みなさん、「デカイ!」の声。


当方は冴えません。


ちなみに、魚探には小さな群れが映ります。
大きな魚塊は全く入らない。


どうなってんの?


しびれを切らしたころ、極小のアタリ、

 ウン、 >゚)))waka>< だ。

10cmオーバーがコレ。

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ちょっと考えました。

赤城大沼の9/1解禁でうまくいく試しはなかなかないものの、この大型サイズばかりで、魚影が大したことないということは、、。


早々に、ポイント離脱。
で、池中を見て回ることに。
各ポイントのチェックのためです。



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まずはフカンド。
ゆったり広く走りますが、全く魚影なし。



島裏へ反転。

8mラインに20尾程度の反応。
まずまず、ながら、足が速く
仕掛けを下ろすに至らず・・・




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島裏奥から大石あたりをジグザグに、2往復。
で、ナッシング。。。


仕方なく、キャンプ場方面へ転進。
途中何回も魚探を入れるがダメ。


キャンプ場には5艇程度。
みなさん、厳しいらしく、既に移動準備中。
困ったなあ・・・


一応、本日の初アンカー投入。
10mダナ。


このころから、急に東風が強くなる。


ここはもろ、風表なので揺れること、揺れること。
パラパラと小さな群れ。
でも当たらず。
小一時間も粘ったが、ダメそうだし、
風が強すぎるので、撤収。


その時、異常に気がついた!

底水が熱いほど、暖かいっ!



島裏に移動する時、ヒコさんが

 「なんだこりゃ~!」

とゆってた意味が分かった。


ボート釣りの一般的なイメージとして、アンカーの上げ下げは手が冷たくて、嫌なもの。ところが、濡れたロープが異様に暖かく、かなりの高温なのだ!

しか~~も!

プラ容器にセメントを流し込んだアンカーそのものも、同様に熱い! たまげたもんだ。 こんなのは初体験。


さら~~に!

島裏に再度戻る途中でイヤなものを見た。

3~4羽のカワウ。

これが大事にならなければ良いが。


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整理する。


大減水。

大温水。

大発生の各種外道。

大ワカサギ。

少数のカワウ。



以下、いくつかの推定・・・

▲ 基本的に、氷の時のサカナは太かった。それの大半は落ちたのではないだろうか(=死滅)、そして残った越年魚数は少なく、巨大化した。

▲ それゆえ、ワカサギが少ない分、他の雑魚の繁殖拡大を招いた。その条件には高水温も寄与している。

▲ 問題は当歳魚の群れが見当たらないことである。赤城の当歳の群れは、通常、すさまじく大きな群れとなり、魚探の画面一杯に拡がることもまれではない。
ところが今回、湖中を走ってみたが、ついぞその大きな群れには出合わなかった。。。すなわち、この春の放流は失敗している可能性がある。(そうは思いたくないが・・・)

▲ セシウム134は半減期を過ぎている。おおよそ、当初の1/3ベクレル位だろう。137は依然高い。だから、200ベクレル超というのは順当な数値であると言えるだろう。
問題はこの遅い秋~初冬である。フォールターンオーバーによって、湖底に落ちたはずの放射性物質が、生体にどのような影響を与えるか、その動向は気掛かりであるが、答えはあと2シーズン程度で出てくるはずだ。

▲ 赤城大沼で「カワウ」を見たのは初めてだ。大きな群れではなかったが、春から初冬までは活動できるはずだから、近い将来的に、大軍団が来なければよいな、と思う。




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午後も早々に上がってしまったが、
釣果的には、
ヒコさん・30尾、新井クン・57尾。
バンデイさんのトップは77尾。


おかげさまで、新電動・プレミア <DR>は、新しい穂先とともに大評判であった。大きなワカサギ、いらない外道も軽々と持ち上げる。新井クンは、お盆に40cmクラスのマスを仕掛けを絡めることなく、2尾も上げたという(丸沼)。


電動は具合が良くても、大沼はあんまり具合がよろしくない。なんとも複雑な気持ちで山を下りた。。。




↘↘ 鮎の話はあと2回やります ↙↙

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