みなさん、おはようございます。 今回の全国ツアーの前半戦・東北シリーズも今日で最終日となります。 というのも、一旦戻れ、と帰社命令が出てしまったからで、いくつかの仕事をさばいてから、再度、西に向けて出発することにしたのでした。 それはともかく、、山形は赤川の朝。 簡単なブログのご挨拶更新だけにして、早々に食事準備をします。 「カニ玉チャーハン」「ニラみそ汁」 食事のことですが、普段、「さとうのご飯」を定番にしています。ワンパックが食べる人から見れば、若干少なめですが、当方には充分で、これに各種野菜や卵を入れると相当な増量になります。ともかく、朝はしっかり食べます。 午後が忙しい時は、6枚切りのパン3枚が昼飯で、間に野菜とハムかチャーシューなんかを挟んで食します。低脂肪牛乳とコーヒーを水物とし、5~10分で済ませます。昼にはビールなんかは飲みません。大体、午後しかやらないことも多く、午後の釣りの「ブレを防ぐ」意味合いもあるからです。 一昨年、やはり長期を何回かやった時、明らかに野菜不足と思われる目の症状が出たので、今回は無理矢理、野菜を摂るようにしてきました。いつも野菜メインの食事ですから、そういう構造になっているのでしょう。焼き肉なんかはめったにやりません。 さて、そうして珍しくテキパキと準備し、オトリを4つ持ち、しばらく歩いて河辺に立てば早朝7時でした。今釣行中、初めての早朝釣りです。その理由はビデオの中で述べております。 |
結果、オトリ含まず48尾。まずまず。 圧倒的な背掛かりばっかで、小さくても納得。 |
これに捨てたビリ、ハラ掛かり、目掛かり、咽掛かり、を5~6尾を入れれば、軽く半束オーバー。午後の方が良いのに決まっていますから、このままやれば一束は楽勝でしょう。でも、もうこれで充分。夜の移動のために、ゆったりお昼をいただいて、お昼寝します。 ところで、 ビリはともかく、なんでハラ掛かりその他を捨てるのか、ということですが、これ、長年長期釣行ををやってきた経験則。すなわち、掛かりどころが悪かったりの痛んだヤツを鮎ストッカーに入れておくとあとが大変で、カニが寄ってきたり、白くなったのをその辺にうち捨てるのも気の毒なので、ハラ掛かりなんかは、1回使わせていただいたあと、解放してあげます。 ようするに、やばそうなのは船には入れない。また、焼いて炭になるようなビリ鮎ももっと人生を楽しんでもらおうということで、またおいで、バイバイ。 本日などは、天気が良いので、朝一から1時間以内くらいは変な掛かりでしたが、それ以後は多くが背掛かり。率で言えば90%以上が背中、悪くても横。釣れれば何でも良い、という釣りは、つまりイカリ鉤を使う釣りは次第にやらなくなってしまっているのです。川でストックして置いておくには背掛かり系しか入れない、そういう鉤、すなわち、1本バリ~3チラしか使わない。日帰りなら別ですが。。まあ、贅沢な釣りとも言える?! もうひとつの傾向、それは、 「あくまでそのエリアの1番キツイとこしかやらない」 ということ。 基本、天然しかやりませんから、たとえば小国川のような人口産の放流量の多い川はパスしています。シーズン前半期、放流物しか釣れないような時期・エリア・川にはあんまり行きたくない、なので、どうしても前半期は気分が乗らず、早くても7月半ば以降に出撃。。とあいなるわけですね。 で、天然の多い川のキツイところにいる個体を集中的に狙う。よほどのこと(つまり瀬がどうしてもダメ、アカ腐れ)がないと、チャラ・トロはやりません。チャラトロはヘボなのかというと、むしろ瀬釣りよか上手、ばき、泳がせ系で始まっていますので、でも、へぼな瀬釣り好きでOKなんだもんね。 なお、ぜひとも一束釣りをしてみたいと思う方にアドバイス。束釣りをやりたいひとは、この赤川でやってみてください。すぐに達成できます。ただし~、、 小生のようにキツイ瀬・早すぎる瀬をやってはいけません。 あれでは、午前中、どんなにがんばっても半束がいいところです。日並みにもよりますが、少なくとも、昼前に60台を超えていないとゆったりしっかり束達成は出来ません。。 なので、、 瀬落ちのドブの頭とか、浅チャラ、あまり深くないトロ瀬、に限定すべきでしょう。本来、おいしいエサのある石の大きな早瀬には良いのがつきますが、それらがいなくなるのを次の軍団が、そういうポイントで固まっている、それらを狙えば「束」は比較的簡単なのが、ここ赤川の特徴です。ただし、そういう釣りはすぐに飽きてしまうものですが。。。 一方、釣技のことも述べます。 ビデオの中で変な飛ばしをやっています。 これは、折角、数が獲れる、狙える早瀬、まあまあの入れ掛かりが頻繁に、、という状況下なので、トラブルを防ぐための方法です。 タックル的には、瀬がきついので「玉つき」です。 しかも足下は浅い。 腰や胸まで入っていれば、上に抜いて水中を転がしてきて、つかんで取り込みですが、ここでは足首~膝下までしか入っていない(川幅が狭い)、故に、ビュンと飛ばしたのを水には落とさず、空中をヒュ~~ン、と戻ってきたところを網で軽く受ける。そういうシンプルなやり方です。これで玉つき細糸でのトラブルは激減します。はい。 パーツ。 最後、高切れして余裕でしたが、これは在庫がなくなって新しく導入した「ザイト」とかいう015フロロの強度を実感してみたかったから。 前日から使ってみた。60~70尾程度で切れた。切れないような水糸調製もなしで。結構強いと思うが、東レなんかと比べると、同じ号柄表示でも、若干太い感じがする。。でも安心して使えそう。正解かも。 でもねえ、この早瀬でフロロ015+2号の玉使いというのは論外もいいとこで、バキ。だけど、そういう自己(=事故)テストをしておかないとパーツとの信頼関係も構築できないということもある。そもそも、早瀬ならメタル、なんてワンパターンでは腕は磨けない、、かも。ばき。 同じく、今年買ったハナカン。実に使い勝手が悪い。先端が飛び出ているヤツは基本的にダメだという印象。一応、先端部をカットして、ダイヤで削ったのだけれども。次回は、元に戻して温故知新バージョンで行くぞ。。 |
川の工事について。 テン場に戻ってさっさとサカナを上げざるを得ず。 なにしろ、アユストッカーがどこにあるかも分からない泥濁り。困ったもんだと昼飯の生イカを網焼していると、すぐ前の会社のオジサンが昼休みでやってきて、説明してくれた。 赤川の下流方面の中ッチマ(中洲)を全面的に取り払い、水の流れをよくする工事のための道路作りの前段階の工事なのだと。こないだの新潟・福島の洪水がよみがえる。まあ、しかたないやね、という結論。工事が進めばさらに石が小さくなって、当然、サカナも細かくなるな。。鮎より治水か。。地元選出議員は現農水大臣だそうで。 |
嬉しい差し入れ。 長めのお昼寝の午後4時ころ、山形市の長谷川さんが陣中見舞いに来て下さった。この冬から、ワカサギの方の秘伝の電動リールにすっかり惚れ込んで各種ご購入頂いた方。日光川ででやってきらとのことで、クーラーを見せてもらった。 こっちの方が断然釣れている。レースになりません。型もいいよな~ |
腕前を確信させる釣果ですね。 なお、日光川は川の規模は赤川より大分小さいが、「きわめて束釣りに近い川」の認識を持ちます。解禁日に束が出ない年はないだろう。 ただ個人的には、上流のサカナ止めが割と近かったようなのであんまり行きません。そこまでに一杯サカナが貯まるんだろうなあという印象の川。 一夜干しのイカと、ご存知、地元名品「ダダチャ豆」を頂戴した。 それと、ちょうど話が出たので、以前から聞いていた「山形県内共通年券」というのを見せていただいた。これって、全国内水面漁連かなんかで、「全国鮎共通券」とかいうのを出してもらえないものか、などと考える。あと1マン¥くらい高くても納得できるのだが。 |
長谷川さん、差し入れありがとうございました。 御礼申し上げます。 んで、、次回からは、ぜひ地元日本酒でお願い致します。。 Bakkin ! (x_x) ★:*:\(`o´) コラ~ ちなみに、ワカサギの件の情報ですが、今年はさらにさらにすさまじい穂先が発売されますので、ぜ~ひ、ご期待下さい。今後とも宜しくお願い申し上げます。 一気に帰郷。 5時間かけて、一度も休むことなく帰ってきた。やっぱ、長距離の前には昼寝が一番だ。 さて、これで、全国ツアーの前半戦の東北行脚が終了し、幾日かの準備、整理を経て「近畿・四国シリーズ」を敢行予定。応援よろしく~~ |