実は、ワタクシ、毎日、必ず川に行ってます。
おそらくこれを読んでるヒトの誰よりも
まいんち川に行ってます。
ただし、昼間じゃなく、、夜。
ワンコのお散歩ですが、、バキッ(x_x) ☆\(^^;)
本当は、お散歩が目的なのではなく、犬の水泳です。
昨夜も橋カミのトロ場、50mカミから入り、
橋直下の荒瀬(3号玉クラス・笑)を悠々乗り切り、
おおよそ200mをスイスイでした。
毎夜、泳がせないとスネる。
真っ暗な川の中で泳ぐ犬(笑)
◇
長年の工事で全体浅くしちゃってあるので
本人は刺激が少ないと感じているようです。
梅雨場の増水の時なんかだと、
真っ暗な川面でどうやって見つけ出すのか、
じゃんじゃん流れてくるペットボトルを
せっせと岸に運びます。
お前はエコ犬か?(爆)
◇
少年期の川での泳ぎについての回想。
◇
よく、長良支流・吉田川の橋からのガキの飛び込みが
放映されます。飛べれば一人前の男になれる、あれです。
当地でもボクらはやった。
ただし、ここらへんの橋からだと、
確実に死んじゃうので違う方法。
それは決して一般的ではなかった。
大勢の子供達がやっていたわけではなく、
あくまで遊び仲間内でのおハナシ、
いわば、これも卒業試験。
すなわち、
小学6年生時期の利根本流の行って来い!だ。
ここいらの利根川は中流域・関東平野の地図でいえば
緑のところ、平地を流れはじめるので、川幅も充分広い。
水量も半端ではない。
たまに友釣りをやるが(オトリを入手できれば)
トロ瀬でも、腰までがせいぜいで、胸までは無理。
押しの強さがレースにならないのだ。
◇
夏休み。
砂利穴でのハヤ(= 白ハエ・オイカワ)釣りに飽きると
本流へ冒険に 行くのだった。
大体、ボクら町の子の小学校にはプールがある。
だが、川向こうの 分校 にはプールはない。
じゃあ連中はどうしたのかというと、
利根川の分流(これも砂利穴だったか)を
上限、下限の2本のロープで仕切った
通称・自然プール で
やっていたのだ。
親や学校の先生が交代で監視員をやる。
そして、町の子のボクらにとっての
自然プールの最大の特典、
それは学校のプールでは禁止されていた、
水中メガネの使用がOKなのだった。
ちなみに、砂利穴 とは、砂利船と呼ばれた 砂取り船 が
川砂を取った後に出来る大きな水たまり・プールのこと。
ただの水たまりではなく、歴史のある古い砂利穴には
様々な生物がいた。
一般的な淡水魚は勿論、真シジミなども豊富にいた。
だから夏場だけでなく、真冬でもシジミ採りに行った。
また、その川向こうの分校は、
新藤兼人のドキュメンタリ映画になったりした。
当時の我が家の二階には、その映画の長期撮影のため、
カメラマン二人が、十数ヶ月だったか、下宿していた。
新藤監督はじめ、近代映画協会の連中や関係者が
この2階に集合し、よく宴会をやっていたのを思い出す。
ある意味、妙な文化的環境に育っていたのかも。
◇
さて、砂利穴にもどろう。
親にせがんで買ってもらった宝物・水中メガネを
装着し、例のバシャバシャと膝下だけを曲げる泳ぎで
浅トロを水中観察するのだが、他の小魚と違い、
やけにすばしこいサカナ がいた。
今、思えば、あれが鮎だったのだろう。
当地には、友釣りの鮎・川文化はなく、
鮎漁といえば、コロガシか投網ばかりだ。
◇
小魚釣りに飽きると本流へ。
止水の砂利穴とは異なり、本流はいつも輝いていた。
いつも川のセンターが盛り上がるように流れていた。
オレは(行って来い)出来るで~
みんな半ズボンの下は洗い晒した紺色の海パンだ。
有力者はみな遠くのカミから泳ぎだした。
◇
スタート地点までは距離があるので、
ゴム草履を集合地点に脱ぎ置きカミまで裸足で歩いた。
泳げばシモに流されるので、履き物を取りに戻るのが
かったるいからだった。
焼けた河原の石が素足には熱く、足裏が痛いので
みな同様に、一歩一歩、肩をすくめながら歩いた。
全員が例外なく、あのゴム草履を履いていた。
違う種類はイヤだった。
みんなの真っ黒に日焼けした足の甲には、
クッキリと、そのゴム草履の鼻緒の真っ白なラインが
刻印されていた。
誰の「白線」が、最も鮮明かを見せ合ったりもした。
◇
真似をして、祈るような気持ちで川に入った。
後から押されるような妙な感覚だった(はず)。
出来た、渡れた!
だが、帰りを考えるとイヤになった(はず)。
結局、その夏のうちに、利根本流を2回も渡った。
たったそれだけだったが、、
◇
いまじゃいくらお金を積まれてもイヤだけどね(笑)
ただ、利根川を渡り切って、また帰ってきた!という
経験はいつしか ココロの金字塔 になった。
それを意識し始めたのは、いうまでもなく
鮎釣りをはじめてからだった。
◇
直感的で、動物的で、天才的で、経験豊かな
瀬釣り師達には及ぶべくもないのだが、
蛮勇=男の証明みたような、矜恃じみたものを
心の底にキープできたお陰で、
オヨガセから始まった鮎釣りが、そこにとどまらず、
瀬釣りも多少はこなせるようになった。
ラッキーと言える経験だったのかも知れない。
◇
夏休みの定番はプールで、それ以外の時間は
利根のザコ釣りと自然プール(そして、たまに本流)
毎日行ってるのだから
夕立にもカミナリにも出会う。
雷鳴が近づくとパーティはおしまいだ。
自転車で、競争するように家まですっ飛んで帰るが、
間に合わない場合は支流の橋の下で雨宿りしたりした。
橋の下の薄闇の中で強烈な雷鳴が反響した。
そして、、
よく考えれば、いや、よく考えなくても、
その橋は、今、うちの犬が泳いでいる橋なのだ。
◇
おやおや、荒川の絶体絶命はどうなったの~?
というオハナシは、さらに明日のココロだ~!
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そのころから聞き始めたラジオ。
春先に NHKの基礎英会話をやれとゆわれて
もらったラジオ。
遊びほうけているから、夕方のお勉強(放送)には
間に合わず、英会話はそっちのけ。少し罪悪感。
POPS 番組ばかり聞いていた。
今よりよほど「洋楽系」の番組は多かった。
当時は、田舎の、ませたガキだったと思う。
古き良き英国ロックバンドとその楽曲。
The Cyrkle - Turn Down Day
40数年間、気になっていた。たまに探したりした。
しかし、サークルのスペルが Cyrkle じゃね~
みつかりっこない。
でもメロディもタイトルも忘れなかった。
それがせんだって、You Tube で見つかった。
激しく感動した。
シンプルな演奏だ。Lyrics もこじゃれている。
これをまた聴くことが出来た。
これまでのデジタルライフの金字塔だ(笑)
2曲目の Red Bubber Ball は、
S&ガーファンクルの元歌になったのだろう。
これも少しうれしかった。。
The Cyrkle - Turn Down Day / Red Rubber Ball
Turn Down Day
The Cyrkle
It's much too groovy a summer's day
To waste runnin' round in the city
But here on the sand I can dream away
Or look at the girls if they're pretty
Chorus:
It's a turn-down day
Nothin' on my mind
It's a turn-down day
And I dig it
There's nothing easier I can do
Than lyin' around doing nothing
[repeat chorus]
Soft summer breeze and the surf rolls in
To laughter of small children playin'
Someone's radio has the news tuned in
But nobody cares what he's sayin'
[repeat chorus]
Things that are waiting to mess my mind
Will just have to wait 'til tomorrow
[repeat chorus to fade]